August 04, 2007

韓国絵本の魅力

2007年8月1日~5日 10:00~17:00 京都国際交流会館2Fにて (地下鉄東西線「蹴上」徒歩6分) 無料

世界の絵本展 韓国絵本の魅力 http://www.kcif.or.jp

たくさんの韓国の絵本が見られます。

キム・ファンさんのとっても楽しい読み聞かせ 14:00~15:00(期間中毎日)があります。

原書など販売されていますが、お目当ての本が1歩違いで売り切れてしまい(T_T)韓国旅行に行く人に頼んでみよう、、、おっ、いるいる早速お願い。(^^)。

韓国絵本にはまっております、最近のワタクシ。ブログさぼってましたが、PTAに地域活動その他もろもろ・・・毎日目が回る日々でございます。絵本は忘れておりません、パワーアップして活動中。思い出したようにブログアップしますが、よろしくお願いいます。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

December 30, 2006

お正月の準備

いよいよ、年の瀬。2006年が終わろうとしています。
今年は、出会いと挑戦<チャレンジ> に“初”と“再” がつく出来事が、いっぱいあった年でした。忙しくても楽しいことばかりでしたが、あっという間で、一年が経つのはほんとに早いこと。

皆さんは、いかがでしたか?

PCの前に座っての作業も多かったのですが、肉体労働(?)も始めたせいか、疲れてブログを書く体力がない、毎日でした。
書きたいことやネタはいっぱいあるのですが、なかなか更新できなくて、のぞきに来てくださった方々には、大変申し訳ありませんでした。
より一層忙しくなりそうですが、ぼちぼち続けていこうと思っていますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

Junisinoosechi 『十二支のお節料理』 川端 誠 / BL出版

この絵本のように、家族でお正月の準備ができることのありがたさを、ひしひしと感じるようになってきました。

それぞれが得意なこともあるし、適材適所で家のことをする。子ども達もちゃんと、家族の一員であると自覚する機会にもなっているようです。それに・・・お正月の楽しみも待っているしね。(^_-)

29日夜から黒豆を浸け、いよいよおせち作りも始めます。今年は例年よりちょっと縮小するつもりなんですが・・・

子ども達が、“ごまめ炒り”の当番を取り合いするほど、気合入れてくれてるんです。“ごまめ”“黒豆”“たたきごぼう”“数の子”四品の祝い肴は必ず入れます。お煮〆金時人参は、捻り梅の飾り切りを、娘が張り切ってくれます。タコの柔らか煮は子どもが好きだし、ブリの照り焼きは義父が喜んでくれるし、やっぱりあれこれ入れようかなと思うとやめられないですね。

ご馳走というものではなく、いかにも縁起かつぎのものばかりで、たいしたものは入っていませんが、例年の我家のおせちはこんな感じ。(昨年のもの)Osechi2

Osechi1_2

Osechi3

下段の牛肉と竹の子の煮物は義母作で、シュジンの大好物。子ども達も私もこの味は大好き。いつも元旦にこれとうちのものを少しずつとを交換しあいます。そんなこんなで、なんとか三段が出来ているというところです。(*^。^*)

大晦日はまだこれに、大掃除、お墓参り、いろいろすることありますが、今年こそ座って紅白見たいよ~。

では皆さん、一年ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 26, 2006

おふろやさん に行こう!

Ofuloyasan 『おふろやさん』 西村繁男 作 福音館書店 (1977.11こどものとものとも260号)
1983年 こどものとも傑作集として刊行

テキストのないこの絵本、幼稚園に勤めていた時にも(ちょうど発刊した時だったんですねぇ)子ども達の間で大人気の1冊でした。何人か集まって本を広げて、あるページを見ると笑い出すんです。

はだかんぼの男の子の可愛いのが見えてるから(*^_^*)この頃の子ども達って、こういうことにも興味深々なんですね。

この絵本の時代は遡って、昭和40年代くらいでしょうか。下町の銭湯の雰囲気がよき時代を語っています。だから、1980年代の子ども達はこの雰囲気をどのように感じていたのでしょうかわかりません。銭湯に行ったことのない子も多かったのではないでしょうか?

私の子どもの頃は家に風呂はありましたが、時々銭湯にも出かけてましたし、「おふろやさん」の思い出は、たくさんあります。京都には結構銭湯があるんですね。でも、年々減ってきているのだそうです。30年前子どもの足で歩いて行ける地域のおふろやさんが6~7件あったのに今、同じ地域で3件ですから。

最近スーパー銭湯が京都にもたくさん出来て、駐車場完備、多様なサービス、レジャー感覚でお風呂を利用するといった感じですが、お風呂大好きの我が家も、あちこちよく利用します。特にシュジンと息子はセントウおやじ・おうじという呼び名が…)

ところで、昔からの銭湯は、生活の一部として地域の人たちが利用し、コミュニティの場として大きな役割を担っていたのではないでしょうか。そういった点では、共同浴場のマナーを親以外のまわりの大人たちからも知らず知らずのうちに教わっていたように思います。

この絵本の中でも、おふろやさんで友だちに出会って、楽しく入っているうちはよかったのですが、ついふざけて、度を越えて、湯船につかっているよそのおじいちゃんに、お湯がかかってしまいます。「こらぁ!」と叱られたのでしょう。(字がありませんが、たぶん) シュンとして、すぐあやまる子ども達、分かればよしよしといった大人たち。

小さい子連れで銭湯に行けば、知らない人が、初めてのところでも「見てたげるし、奥さんも体拭いときや」とか、もうちょっと慣れたら、「子ども洗うたげるし、自分洗いよし(=洗っておいで)」「ゆっくりつかっておいない(つかっておいで)」なんて、助けてくださったりするものです。番台のおばちゃんが、「お父さん、上らはったえぇ」と声かけてくださるし、子ども連れて先に帰ってもらって、マッサージ機に座るっということも・・・。私は結構、これで子育てストレス解消してました。

現代のスーパー銭湯では、男湯にも子どもを寝かせて着替えさせられるベビーベッドが置いてあるところが増えています。先日、まだ首の座らない赤ちゃんを、器用に一人でお風呂に入れていた若いお父さんがいた、とシュジンが感心してました。

マナーを守れば、老若男女、心も体も癒されほっとできる楽しい場所であることは、言うまでもありません。

この「共同浴場の入浴のマナー」どうですか?皆さんどのように、(スーパー)銭湯・温泉に入っておられますか?これは気をつけてほしいなぁということ、ありますよね。特に子連れの時、気をつけたいことって、周りの人達から見て何かありませんか?

* * * * * * * * * *

今日は○○の日、ということをよく話題にすることも多いのではないでしょうか?

毎月26日は『風呂の日』なんだそうです。10月10日が『銭湯の日』。なぜ?って、ちょっと頭をひねってみてください。

そして、今日は『第13回おふろ祭り』というのが、京都府内の銭湯で開かれます。京都府公衆浴場生活衛生同業組合が主催。加盟している230軒の銭湯全店が参加する予定です。

-来店したお客さん120人に入浴効果を紹介したポケットティッシュと石鹸が配られ、先着20人で子どもにはジュースをプレゼント。大人が同伴した小学生以下の子ども3人まで入浴料を無料にする。-

という特典があります。

アイの日だと、行きにくいというのはあるんですが・・・。
ちなみに京都府では[公衆浴場法施行条例]で

7歳以上の男女を混浴させないこと。

と定められているんです。昔は結構、小学校低学年の子ども一緒に入ってましたよね。うちの小学生息子、混浴はダメ。ひとりで・・・、いやしかし先日も、私と二人で行った慣れたスーパー銭湯へはおやじ、なしでひとりで入って行くほど、お風呂好きな銭湯王子です。

ほんとにハードな日々なので、大きなお風呂にゆっくりつかって、癒された~い。いったい何してるの?って・・・

『京都極楽銭湯案内 』 林 宏樹 /淡交社
『入浴の女王』 杉浦 日向子 /講談社
『入浴の解体新書』 松平 誠 /小学館
『風呂とエクスタシー』 吉田 集而 /平凡社

などなど、今読んでます。

※絵本に描かれている時代を書き変えました。昭和50年代としていましたが、月刊誌のこどものとも で発刊された時が昭和52年でもある上、乳母車(ベビーカーとは言わなかった)の形といい自動販売機といいもっと以前のように思います。入浴料金(洗髪料などもあります)から推理していくと、おおよそ正しい年代が分かるかもしれませんが今、手許にないのと、調べないといけないかもしれないので、とてもおおざっぱであいまいです。すみません。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

August 27, 2006

ほっこりする、町家絵本カフェ

おしゃれで、雰囲気がよくて、のんびりできて、絵本がある場所でおいしいものが食べたい!なんて、かなり欲ばりな願いをすべて叶えてくれる不思議空間が西陣にあります。京都駅からも市バス1本。乗れば20分くらいで着く“一条戻り橋”から歩いて5分ほどですから、アクセスもよし。近くには観光スポットも多々ありなのですが、静かな下町の路地の奥にひっそりあるので、隠れ家みたいに誰にも教えたくない気もします。

その名も『ペンネンネネム』  *お店のHPはこちら*

お店の名前を聞いて“宮沢賢治”を思い浮かべられる児童文学通の方ももちろん、絵本好きの方、雑貨好きの方、京都大好きな方、映画大好きの方にもうれしいお店だと思います。

「京都に行きます!」

と、いつもブログでお世話になっている『my favorite things』rucaさんから、ご連絡をいただきました。トントンと話がすすみ、本当にお会いできることになったんです。ワクワク胸はやる初めてのデート(?)で京都案内、あれこれ頭をめぐりドキドキ当日まで計画を立ててました。

rucaさんの行ってみたいところは?とお聞きしたら、「カフェアンデルセン」さんとのこと。ほほっ都さ~ん!あれ、お休みやなんやわぁ、ほんまに残念。で、第2希望が“ペンネンネネムでした。雑誌『MOE』2006年7月号 に掲載されていたのを見てらしたそうです。そのときは、京都に来ることなど思わずに。おもしろいですね。
ちなみに、私が買って持っていた8月号には、読者アンケートMOEなんでもランキング「行ってみたい日本の町」の第1位に京都が選ばれてました。うれしいですね、ありがとうございます。2位は富良野。この夏、親戚知人3組が北海道、富良野へ。京都からは北海道が人気ですよ。
話を戻します・・・。

お店の前には細い路地、ガラガラと引き戸を開けると、ちょっと暗いですが自然光とちっさな裸電球のようなライトが、ところどころにプラプラぶら下がっています。お店というより、昔住んでいたような家の住まいのまま、絵本や雑貨がいっぱい置いてあるという感じです。

小さなちゃぶ台のようなテーブルに向かい合って座り、初対面の私達はほんとにいろいろおしゃべりしました。昔から知っているみたいに。
まわりを囲むようにある本たちを、いつもなら目を輝かせて見漁ることでしょうけれど、いろんなこと聞きたくて目よりも口が動いてましたね。
おいしいものが出てきましたので、さらに忙しく(笑)、私は<マンマのパスタ>を注文しましたが、結構ポテッとした口当たりで、お腹にもしっかり満足でした。

八坂神社、清水寺へと観光の予定もしていたので、時間も心配だったし、そろそろ出ようかなと思っていたところに /,//,雨/,/,/ が降ってきてしまいました。「雨もいいもんですよね。」 なんて慰めの言葉がつい出てきました。せっかくなのに、ほんとはどうしようかと気が気ではなかったのですが、rucaさんはブログに、このときに思っていてくださったことを、ほんとに上手な表現で、うれしい言葉を書いてくださっています。

ひょっとしたら、このお店ならではの演出なのでは?と思ってみたくなる・・・(rucaさんの文を引用させていただきました。このあともステキな文章が続いてます。)

と表現されたお店の庭、ちょっと見えるかな?

Pennennenemu2

Pennennenemu1  Pennennenemu3

シャッター速度に上手く合わせられなくて、ボケてしまいましたが、すみません。

ペンネンネネム”は子連れで行けるレストランとして、この雑誌にも載っています『京都子連れパワーアップ情報 8号』 NPO法人おふぃすパワーアップ編集 2005.12.27発行

なので、ぜひぜひ私も行ってみたいところだったのです。思わぬことで、京都再発見ができたこの夏でした。

rucaさんありがとう! またぜひ、京都にいらしてくださいね。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

August 03, 2006

夏のお祭り!

ねぶた祭 毎年8月2日~6日、私も一度行って見てみたいお祭りのひとつでもありますが、昨年(2005.7)このお祭りの絵本が出ています。

『えほんねぶた』 あべ弘士 作・絵
                       ブックデザイン 沢田としき / 講談社

あべさんといえば、哲学をゴリラに、絵をゾウに師事、という北海道の旭山動物園で長年飼育係をされていた経歴をお持ちの絵本作家さんです。旭川のご出身と各所プロフィールを拝見してましたが、実はあべさんのおじいさんが、青森県黒石市のご出身なのです。ある日、おじいさんのふるさとを訪ねたあべさんは急に「ねぶた」の絵を描きたくなった…

実際描かれたあべさんの“えほんねぶた”青森ねぶた祭に登場し、運行に参加しました。

ブックデザインは『アフリカの音』/講談社  の沢田としきさん。昨年の『アフリカ絵本と児童書展』でご講演された時、ちらとこの本のことも聞いてしまったのですが。「ぼくも青森なんで…」とおっしゃってました。

ふるさとや先祖のルーツがあるなど、自分と関わりのある土地のお祭りには、観光で見ているお祭りと違う、その人にとっての深い思いがあるのではないでしょうか。

あべさんの絵と製作風景の写真で構成されている絵本です。実はこの絵本に京都の知り合いが・・・ビックリ!ノンフィクションとは、あれまあ完成1週間前のスケジュール表(?)には“のみ会”の文字がちらちらとありますよ(笑)。

3年前に堺町画廊に、この“えほんねぶた”の原画の展示を見に行きました。大きかったですよー。先の知り合いは「あのへんのちょっとここらへん、描いた」と言ってました。

イエローカードかもしれませんが、表裏の表紙を広げて見ていただきますと。

Ehonnebuta このように迫力のあるねぶたの姿です。

実は、この扇形のねぶたは弘前の“ねぷた”のほうの灯ろうの形。あべさんは弘前市内のお寺(金剛山最勝院)を借りてこのねぶたを製作、そして青森で組み立てて“ねぶた”に参加しました。えのぐを塗る前に絵の輪郭をパラフィン(=ろう)で描く作業では、さすがお寺にはたくさんのろうそくがあるので、それをもらって電気てんぷら鍋で溶かして使うという、ありがたい製作環境であったようです。

出来上がった絵は、イキイキとした動物達が鮮やかな色で浮かび上がり、中に電球の光が入るといっそうその光が命の輝きを放っていたようです。お祭りの様子も見開き2ページでドドーンと見られます。大勢の人がイキイキと、生きていることを楽しんでいるようです。いいなあ、ほんとに楽しそう。あべさんも○○さんもおおはしゃぎで、うらやましいですよー。

青森では“ねぶた”弘前では“ねぷた”どちらも語源は「ねむり流し」という農作業の無事などを願う習慣からきているそうだけれど、「ねむたい」が訛っているものなのです。「ねぶた」は京都弁でも言います。「もうこんな時間やわぁ、あ~ねぶたぁ

☆ 青森ねぶた 8月2日~7日 HPはこちら

☆ 弘前ねぷた 8月1日~7日 HPはこちら

皆さんのふるさとのお祭り、思い出のお祭りってどこでしょう?さて、夏の祭りが終わると暦の上では秋です。残暑は厳しいようですが。

+ + + + + + + + + + + + + +

このはなみ★録 夏のお祭りの絵本の紹介過去記事は・・・
絵本『祇園祭』 2005.7.16
絵本『なんででんねん 天満はん 天神祭』 2005.7.25

+ + + + + + + + + + + + + +

♪ 泣かない、約束をしたばかりなのにもう涙 ~ 私は、夏のお祭りというとこの歌を思い出すんですよ。ご存知でしょうか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 31, 2006

ほうねんいんさんが・・・?!


法然院サンガ

サンガって?

仏教の三宝(ブッダ=仏、ダンマ=法、サンガ=僧)として、もっとも敬うものとされています。昔、仏教系の学校に通っていた私も三帰依文(三宝帰依)を唱えた聖歌を歌ってたこと思い出しました。

「ほんなら、お寺のお坊さんのことやんなぁ。」それはそうなんですが、サンガにはサンスクリット語で共同体、仲間といった意味があり、そのことを説いて、~おてらでなんかやってはる~っていうようなことをされているのが、法然院です。→法然院のHP


善気山遊びの寺子屋 ~おてらで なんか やったはる~

善気山 法然院 萬無教寺(ぜんきさん ほうねんいん ばんぶきょうじ)、これが法然院の正式な名称。

「法然院さんが、こんなことしてはんねんでという、法然院サンガ(2006.7月のお知らせ)で京庫連の方々が“絵本の扉を開けてみましょう”と題して遊びの寺子屋に参加されてましたので、下の子と一緒に行ってきました。

Hounenin7 テレビもクーラーもない自然の空気が、ここ書院の中にいっぱいあります。子供たちが集ってワイワイと本を読んだり、折り紙をしたりしていますが、耳を澄まして、縁側へ出ては鳥の声を聴いたり、虫の気配を感じたり、木漏れ日に目を細めて空を見たり、お寺の壁にちらちら映る陽の光を眺めたりしています。何にもないけど、ほんとうはいろんなものがあることに小さな子供たちのほうが大人より気がついているのかもしれません。

Hounenin4 Hounenin5


“絵本の扉を開けてみましょう”ということなので、文庫のおばちゃんが子どもたちに興味のありそうな本を手渡したり、読んだりしてくれています。私が姉のようにお慕いしております、文庫の先輩Sさんがいらっしゃったので、親子とも甘えて読んでもらいました。Hounenin8

『こんとあき』林明子 さく / 福音館書店 

を読んでもらうと、こんが人形とは思えないような仕草や表情をしているところがイキイキと伝わってきました。電車のドアにしっぽがはさまってしまったときの顔はなんとも情けないような、たまらなく可愛い表情してるんですね。こん、カワイイ!しっぽがへこんでしまっているのも、ドアに挟まった跡がくっきりついていることにも初めて絵をしっかり見て感じました。こんはぬいぐるみなんだよね、と。いつも読んでいる方だけど、子どもと一緒にになって読んでもらうと、また格別の楽しさがあることを実感したひと時でした。

Sさん、ほんとにありがとうございました! また作家さんの裏話いろいろも聞かせてくださいね。ナイショも多くてほんと楽しいです。ここで書いてしまいたいけど、ナイショナイショ、ムフフ。

そうそう最近、山猫編集長さんのところで紹介されていた、『ちいちゃんのかげおくり』あまん きみこ 作 上野紀子 絵 / あかね書房 があり、絵本として久しぶりに手にとってみたら、後ろにあまんさんのお写真がありました。時代を感じるスタイルではありますが、やっぱりとっても美人ですね。


森で○○○に あってきたよ~♪

○○○の中 ゴ リ ラ も正解 ! 

見つけました、ゴリラの本。1996年11月号キンダーブック しぜん 『ゴリラ』 山極寿一 

だってここは京大の近く(法然院は哲学の道沿いにあります)です。この本の写真を見ながら、マウンテンゴリラ西ローランドゴリラ東ローランドゴリラといずれが男前か?という話を さん としたんです。で、伏原のじ子さん(山極さんとご夫婦です)は東ローランドゴリラが一番!なんだそうですが・・・やっぱり好みはそれぞれかなって。

実際には、ここの境内の森に野鳥、ムササビ、イノシシ、キツネ、タヌキ、リス、テンなどが暮らしており、共生き堂[ともいきどう]を拠点に、法然院森のセンターとして野外観察や環境学習などの活動も行われています。

Sさんから、ムササビのお家の古い大木を教えてもらいました。イノシシのお風呂?なんてのもあるらしい。

Hounenin2 こちらの講堂の中で工作教室が行われていました。

この日は“目玉”をくっつけて顔の工作。素材はくっつけられるものならなんでもOK。小学生が熱心に取り組んでました。宿題のためでなくほんとに楽しんでやっているようでした。

Hounenin3 法話も行われていました。お話は、貫主でいらっしゃいます 梶田真章 住職。

ラジオなどでもお馴染みだし、テレビにご出演されることも多いのでお顔は存じておりましたが、この日は写される方ではなく、寺子屋の様子をホームビデオで撮っておられたので、写すほうになっておられました。

Hounenin1 俗世との結界のような山門です。「まるで千と千尋の世界のようやった」と行きに車で送ってくれたシュジンが言ってましたが、ほんとにそう。街中からすぐそこなのに別世界に入っていけます。「お父さんも来ればよかったね。」と帰って話していた息子に、今度は一緒に行こうと約束していました。


というのも・・・

冷た~い!おいし~い!あったか~い!

帰りはバスにに乗って帰りました。本当はこの辺りは観光名所で、見所もいっぱいあるところなのですが、そこは子どもには退屈か…いやいや子どもにお楽しみも、ええとこあるんです。

白川通りに出て、今出川通りまで上がり(北へ行く)、角っこにある銀閣寺アイスは初めて行った息子も上機嫌になるほどうれしいお店です。大人にとっては、懐かしい雰囲気がするでしょうね。

Ginkakuji アイスキャンデー60円~。 小ぶりであっさりした味です。お店の前に置かれた床机にちっちゃい子たちがずらっと座っていました。みんな賢く、おいしそうに食べています。子連れにうれしいのは、食べた後の心遣い。お店のおっちゃんやおばちゃんが、「手ぇ洗いや」と言ってカウンターから洗面器に水を入れて出してくれるんです。楽しそうにちっちゃい手を伸ばして手を洗っています。食べるのに時間がかかるほど溶けてしまい、垂れてきて手はベタベタ~。小さい子は上手に食べられないけれど、この心遣いはうれしいですね。ひとりひとりに優しく声をかけてくれるところがまたいいです。つめた~いアイスを食べて、心はなんだかあったか~くなりました。私はアイスではなくパインジュースの(小)30円で、ちょっと喉を潤すのにはこれがいい感じです。

法然院からだと哲学の道を歩いて北に向かい、道なりに白川通りにここに出てくるのが観光コースでしょう。今回はちょっと懐かしいところを確認しながら歩いたので、白川通りを上っていきました。

お父さんもここの話をすると懐かしがっていましたんで、息子と今度は一緒にいく約束をしてました。

地元にいて観光地・寺社仏閣に実際触れて見る機会ってあるようでないです。いろんなところで、こんなことやってはるんやねって出掛けてみないといけませんね。これも人と人とのつながりが、あるんですよね。きっかけは絵本から、本との出会いはいろんなものと自分をつなぐのかも。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

July 24, 2006

みやこめっせに恐竜でっせ!

夏休み恒例、トーハンこどもの本ブックフェア2006が、京都市勧業館(みやこめっせ)で明日25日(火)まで開催してます。

今年は・・・

おまえティラノサウルスだな~ ???

06book1

それを言うなら、『おまえうまそうだな』『おれはティラノサウルスだ』~!

06book2

「がお~っ!」 怒ってみても、ちっとも恐がらないよ~。。。

ほんとうは、あなたって優しいのよ、私、知ってるもの。『あなたをずっとずっとあいしてる』から…

06book3 そんなこと言ってくれる『きみはほんとうにステキだね』(照)

『』はすべて、宮西達也 作・絵 / ポプラ社 です。 会場では、このティラノサウルス(ティラポンという名が付いていました)の手踊り人形(手にはめて動かす人形)も売っています。人気でしたねー、文庫の仲間も買ってました。23日に宮西さんのおはなし会とサイン会がありました。今年は見に行けなくて残念でしたが、出番があるので・・・

このティラノサウルスは、期間中何度も登場して、子どもさんたちに愛嬌をふりまいてくれてます。けっこう肌触りがいい感じで触りたくなりますが、押したら危ない(バランス悪そうです)!そばにいるおじさんが「食べられるから、あまり触らないでね」と注意をしていました。

円谷ステーションからのメルマガで知りました、7月10日はTVでウルトラマンが初放映された“ウルトラマンの日”なんだそうです。今年はウルトラマン放映40周年記念の年に当たります。

おとうさん・おやじがキーワードの本を読んでいる最近の私。(何考えてんの?) ウルトラマンの日で“おとうさんはウルトラマン”シリーズ“パパはウルトラセブン”シリーズ を思い出して調べていたら、 『おとうさんはウルトラマン/おとうさんの育自書―DADDY AND CHILD CARE BOOK』   すべて みやにし たつや(宮西達也) 作/ 学習研究社 という本を見つけました。
父親の子育てについて、毛利子来さんや『母原病』を書かれた久徳重盛さんやゴリラ博士の山極寿一さんの本も興味深くて平行読みしているところですが、―おとうさんの育自書―は厳しくなくて読みやすくて共感できて、興味深い情報がたくさん載っています。
ウルトラパパの子育て対談のコーナーでは、“パパ’S絵本プロジェクト”金柿パパ、「あらしのよるに」シリーズなどの絵本作家木村裕一さん、かつて“トラや帽子店”で活躍、シンガーソングライターで絵本作家の中川ひろたかさん3人とひとりひとりの対談がおもしろい。
いろんな家庭のそれぞれの父親・母親の役割があるものなんだなあ、子育ての答えはひとつじゃないんだと感じさせられます。本になっちゃたら世間に自分の家庭や子育てを公表してしまいますが、どこのお父さんも自分の家庭を一度、自分の目の前に包み隠さないで広げて見るといいんじゃないかなと思います。そこから見えてくる自分家流を家族に示してくれると、家族もついていきやすいのではと思うのですが。

さてさて恐竜の本、子ども達に人気なので今回のブックフェアでも“恐竜ワールド”というコーナーも設けられていました。恐竜図鑑は男の子たちやお父さん達も惹きつけられるようですね。
Triceratops 家にも『たたかえ恐竜トリケラトプス 旅立ち前夜の巻』黒川みつひろ・作絵 / 小峰書店 があります。
かわいいトリケラトプスの子リトルホーンがお父さんのビッグホーンと力を合わせて家族とともに新天地を目指し、冒険の旅に出るお話シリーズです。古生物研究家でもある作者の絵はほんとに迫力満点、絵本から恐竜が飛び出してきそうです。この黒川さんの原画も恐竜コーナーに飾られていました。

お父さん、夏休みには子どもといっしょに絵本!いいですよ~。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

July 08, 2006

チョーさん なのよ。

昨年の6月25日に長新太さんが亡くなってから、1年が経ってしまってました。各地で長新太さんの展覧会が催されているようですが、京都の近くでの開催がない・・・。先日、京都駅ビルの美術館“えき”(絵本作家ワンダーランドを見に行ったのですが)でもらってきたのがこれ

Yokkaitityoshinta__1

四日市市・・・近鉄電車乗ってう~ん2時間以上かかるかぁ。

子どもの本の専門店メリーゴーランドさんがの30周年記念イベントとして、明日9日は、

喜喜廻廻(めりーめりーごーらんど)30年特別講演会
長新太と子どもの本の世界
四日市市文化会館で開催されます。その講師陣の超豪華な顔ぶれに行きたい!もしかして行けるものなら…と密かに期待していたのですが、明日も家族の予定に振り回される日となりそうです、残念。。。
午前中ケロポンズがコンサート
午後2時~6時は あべ弘士・荒井良二・今江祥智・宇野亜喜良・太田大八・河合隼雄…。ねっねっすごいなー。こんな機会、他にあるのかしらと思います。長さんのことを皆さんが大いに語られるそうです。
講演には『いつだって長さんがいて・・・』というタイトルが。
昨年春、復刊した児童文学雑誌『飛ぶ教室』に同じタイトル『いつだって長さんがいて……』今江祥智さんが載せていらしゃいます。
『長新太画集』を作りたかったのに断られ続け、諦めずにやっとの「いいですよ」の一言でできた。
 ―小画集というか、風変わりな絵本のつもりのようなもの― 『飛ぶ教室』より

絵は長新太さん、テキストは今江祥智さん、レイアウトが杉浦範茂さん、宇野亜喜良さんのカットもあります。

ここ、四日市市文化会館7月30日まで開いている展覧会にも今江さんのの手元にある長さんの原画150点ほど展示されるそうです。長さんと長い間コンビを組んでらした今江さんは近況として先日、京都新聞にこのことを「長新太さんをしのぶ日々」として載せていらっしゃいました。そこでこのように語っておられます。
   

   長さんが亡くなって、子どもの本の世界全体に穴が開いた。
   長さんの多面体宇宙を埋める人はいない。もったいないことを
   した。 (京都新聞記事本文より抜粋)

メリーゴーランドの店長、増田喜昭さんの京都でのご講演(2003年秋)も逃してしまったんですが、とっても魅力的なお話だったとお聞きしてます。
メリーゴーランドさんでは桂文我さんのおやこ寄席もされています。そういえば、田島征彦さんと桂文我さんの二人トークショー(?)もここから始まったらしいです。

明日は行けませんが、一念発起して四日市までこの夏休み行きますか。メリーゴーランドさんにも行ってみたいしなぁ。

このはなみ★録 長新太さんの過去記事は
2005.7.25絵本『なんででんねん 天満はん 天神祭』
2006.6.29そんなあほな、長新太さん。なんでやねん。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

June 19, 2006

♪町家で会~ってきたよー。

6月18日(日)堺町御池を(南へ)下がったところにある堺町画廊さんに、どうしてもお会いしたい方がいらっしゃったので行ってきました。

Sakaimachigarou
こちらでは、6月13日~25日ビチブ・ムフンブーカ氏の展覧会が開催されています。
午後3時~『ゴリラとあかいぼうし』(福音館書店)の作者でもいらっしゃる京都大学大学院教授山極寿一さんが、「30年前のゴリラたちとビチブさん」のお話をされました。【翌日の京都新聞の記事はこちらへ】

そうです!ゴリラ語が話せるゴリラ博士、とうとう本物の山極寿一さんにお会いできました。

残念なことに、この日は午後から子どもの部活参観と保護者会があり、お話には間に合わなかったのです。遅れて着いた時には、終わったところでしたが、Gさんを見つけました!「よかったー、おもしろかったわよ~。」20年前の山極さんのお姿がスライドで…!?とか。うわ~やっぱり聞きたかったなぁ~(T_T) Gさんまた今度ゆっくり聞かせて頂きたいです。<m(__)m>

ビチブ・ムフンブーカさんはコンゴ民主共和国カフジ・ビエガ国立公園でゴリラ
ツアーのガイドや、研究補助員として長年活躍してきました。1992年に設立
されたポレポレ基金のメンバーとしてゴリラの近況を伝えたり、長年親しんだゴ
リラのイメージを独特な絵に描いてきました。日本にも来日され、そのやさしい
人柄と変わった画風は多くのファンをひきつけてきました。残念ながら昨年11
月に急病で亡くなられましたが、ポレポレ基金ではビチブさんを偲びその業績を
たたえる特別展を開催します。
 (HPのお知らせ 及びメールに頂いたお知らせ文より)

こちらの展覧会は25日(日)まで開かれています。

ビチブさんは、山極さんの片腕として現地の調査をされていたこともあり、ご著書にも登場されています。
『ジャングルで学んだこと ゴリラとヒトの父親修行』(フレーベル館) は最近借りて、読みました。
山極さんのご著書はこちらをご覧下さい→クリック!(bk1のページへ)

♪ もりでゴリラとあってきたよー (コンゴ・ギブ地方民謡 山田晴三 編曲  山極寿一 作詞「ゴリラとあそぼう」より)

Gorillahon ←今回…『ゴリラとあかいぼうし』朗読(山極さん)と「ゴリラとあそぼう」の歌(おきゃんさん+? カラオケバージョンもあり)のCDをGET!

CDはポポフ(ポレポレ基金)から発売されました!HPをのぞいてもらって、ポポフニュースの13号PDF版に購入方法が詳しく載せてあります。

Popofbanneranime1_1ポポフ(ポレポレ基金=Polepole Foundation)  こちらからどうぞ→

ポポフニュースには伏原納知子さんが、語り伝えられるお話の魅力を現地で体験され、その昔話を訳された『コンゴ民主共和国キブ地方の昔話』も載せてあります。
ポポフグッズのページには、ビチブさん、伏原さん、ダヴィド・ビシームワさんの描かれたステキな絵葉書もあります。通信販売されているのでぜひどうぞ!

そういえば、山極さんと伏原さんご夫婦揃っていらしたんですよ。お話させていただく順番を待っている時、前にいらしたご夫婦が1歳くらいのお子さんを抱っこされていたので、すぐかまいたがる変なおばちゃんは気になっていたんです。ちらっと耳に入ってしまった会話で申し訳ないのですが、『おはようちびっこゴリラ』(新日本出版社)の絵本が気に入ってらして、知り合いの方に聞いてこの日飛んでこられたそうです。きっとお子さんにいつも読んであげてはるんだなぁ、とほのぼのした気持ちになりました。それを聞いた山極さん「あれは、(私たち)ふたりで書いたんですよー。」とおっしゃって、傍らにいらした伏原さんとお二人でとてもうれしそうにされていました。あの絵本ではゴリラの子どもたちが遊ぶ様子がとっても可愛いらしいんです。ゴリラのでんしゃごっこ、あれを見て人間の子もでんしゃごっこを真似するでしょうね。

子どもと絵本を楽しむ家族がステキな思い出のページを描き、その思い出がそれぞれ自分自身の生きる力となるのではないかなと思うこの頃、こんなご家族の光景を見ることが、一番うれしいです。あのお父さん一生懸命だったなぁ。(この日は父の日かぁ)

最後の順番でした。サインにあて名を「このはな」と書いていただきましたが、「?」と思われたのでブログの話をさせていただきました。笑っていらっしゃいましたので、やっとホッとしました。

実はこの日に来れないと思って、前日に来て本を買い、サインをお願いしておいたのです。伏原さんもいらっしゃらなかったので、大学生のアルバイト?と思しき若い男の方に…と言ったら伏原さんに「息子ですよ(笑)」と言われてビックリしました。そうか!あの方がコンゴの保育園の卒園式で・・・

ドキドキワクワクをいっぱい体験して家に帰り、子どもたちの帰りを待ってました。
息子が「お母さん、会えたか!」と開口一番。娘も帰ってきたとたん「母がゴリラと会ってきたよ~♪ちゃうちゃうって=違う違う(失礼しました)」ツッコミ入れてくれました。CDを聞きながら、真似しました。「ぐこぐこっ、ぐふううむ」って。ゴリラダンスはちゃんと思い出せないのが残念ですが、「こんなステップやったなぁ」「そやそや」「ちゃう、それおかしいで」と親子の思い出の1ページをまた描きながら、楽しんでました。
横で「ぐふううむ」と言わんばかりのお父さん、ほとんど呆れています。「なんや分からんけど、お母ちゃんのご機嫌がよかったらそれでええわ、わしゃ知らん」というように寝転がってると、未だに子どもたちが乗っかっていきます。ヽ(^。^)ノ

子どもたちから、「お父さんいつもありがとう!」 今年はお酒のちっちゃいビンをプレゼント。ぼちぼち飲んでね。

| | Comments (4) | TrackBack (1)

May 31, 2006

ゴリラです。ゴリラです。ゴリラです・・・

緊急告知!
絵本おじさんからの回覧です!「もし共感していただけるのなら、どなたかにブログで伝えてください」

やってくれました!(また)アノ“絵本おじさん”が。

東京の錦糸町に新しく出来た商業施設「オリナス」
“絵本おじさんが自転車にのってやってくる!vol.2 もうすぐ父の日スペシャル”をやってしまいます!

以前に記事で『ゴリラと あかいぼうし』の絵本は大好きです。とコメントいただきましたが、本を読みながら歌も楽しむ!
そのためにわざわざ京都まで来てしまい(こっちから言うとこうなりますね)作者の山極寿一さんに直接会ってゴリラ語を習う!ここまでやるんですか?いやいや、これだけではないのです。

ゴリラの保護活動をしているポポフの基金のチャリティーのイベントでもあるのです。

ポポフの活動など詳しいことはぜひこちらのHPで!→ポポフ日本支部HPへ

それにゴリラの鼻くそのプレゼント付き!とはすごいですねー。
おまけに…これはこれは!

イベント会場に山猫編集長さんが駆けつけて猫の手を貸す!
というのですから、ほんとにすごいことになってしまってます。

以上のことは、
絵本おじさんのブログ『絵本おじさんの東京絵本化計画』“お父さんゴリラは遊園地”5/26の記事を見てください!
山猫編集長さんのブログ『やまねこ新聞社』“記念すべき幕開け!?「東京絵本化計画」”5/30の記事を見てください!

よろしければ、これに関した過去記事ものぞいてくだされば・・・
このはなみ★録
“ジャンボ!”11/19
“ぐこっぐこぐこっ”11/13
“ゴリラ ゴリラ ゴリラ”11/21

見てくださった方でご自分のブログにものせて下さる方がいらっしゃったら、ぜひ書いてください。このことを!!
口コミでもあちこち拡げてください!行けなくってもいいですから、だって私もそこには行けません。。。でも応援してますよ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おっと日程入れとくのを忘れてました。

6月14日(水) 15:00~  錦糸町olinas(オリナス) アベニューステージにて

父の日の4日前ですよー。

| | Comments (12) | TrackBack (0)

May 13, 2006

『かえるのごほうび』その弐

随分前に書いた過去記事『かえるのごほうび』の第二弾です。

今回、京都国立博物館で開催中の「大絵巻展」の予習のため(?)に福音館書店から出ているハードカバーの「かえるのごほうび」 /木島 始 さく 梶山俊夫 レイアウト を図書館で借りてきました。

Kaeru_no_gohobi_h

12日金曜日に見に行きましたが、いっぱいの人。数々の国宝・重文の絵巻物の中でも特に人気があったもののひとつはやはり国宝 鳥獣人物戯画 甲巻 でした。その絵巻をそのままに絵本にしたのがこれです。

福音館書店から 最初は月刊誌こどものとも130号(1967年1月号)として発行、その後に出たこのハードカバーには1976年の発行と記してあります。どちらも絶版ですが、欲しいですねーこの本。

本物の絵巻は歴史の重みと実際に手で描かれた筆致の迫力に感動しました。巻物で展示されています。そういえば、巻物1巻分の長ーい紙は無かったからでしょう、紙をつなげてあるのですが、必ず朱色の[髙山寺]の押印があります。つながる部分の絵が少しずれてるようなところもありました。永い間に消失した部分があって、つなげ直しているのでしょうか。

とにかく、長ーい巻物を拡げて右から左に見ていく流れの絵がお話を語っています。鳥獣人物戯画には画中詞はありません。でもなんとなく話の内容が読み取れます。でも私は子どもの頃、これは“おばけがえる”の怖い話だと思っていました。子どもの頃にこの福音館こどものともを読んでいたら…仲良しのかえるうさぎが戯れて楽しそうにしているところや、ずるいおさるのきゃおーけきょー(そっか、お経か…)をもっと楽しんで見られたのかもしれませんね。

佑学社からも1986年に出ています。これは以前にも借りたのですが、文中のことばなどが同じかな?と思ったので近々また借りてこようと思います。

絵巻は拡げて右から左に絵の流れを読む。しかし絵本は左から開いて見る。その流れでうまく文章をつけてあるのは裏ワザともいえるような工夫がしてあるんですよねー。

中味はお見せできないので、手にとってみられたらこれをヒントにしてください。→[髙山寺]

Chojugiga_ura 大絵巻展ミュージアムショップで、つい買ってしまいました。ミニクリアケースです。

私にとっていろいろと深い思い入れのある鳥獣戯画のことについて書いてます、セカンドブログ「福朗の染めものや」 “愛するうさぎさんの絵巻物” もぜひ見て行ってください。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

May 10, 2006

幽霊子育飴 がここに…

Yureiame1 毎月のお墓参りへ行く途中車で前を通り過ぎる“幽霊子育飴”のお店がない!と気が付いたのは年が明けてまもなくでした。お向かいの電気やさんの張り紙を見てみると移転されたとのこと・・・

ストーリーテリングを中心に催すことになった2月25日の文庫の例会で、「子育てゆうれい」を話してくださるということで早速買いに行きました。

Kosodateame_new元は東大路通松原を東に入ってすぐ“六道珍皇寺”の斜め向いでしたが、移転先はそこから西へ歩いて200mほど。今度は“西福寺”の斜め向いです。ここらあたりの話は 2005.8.24 絵本『こそだてゆうれい』過去記事で書いておりますのでどうぞご覧下さい。

年の瀬あたりにバタバタっと移転されたということをお聞きしました。そやしなぁ・・・昨日学校からもらって帰ってきた「ジュニア京都検定」のテキスト137ページのコラムに“幽霊子育て飴”のことが書かれているんですけど、「今も六道珍皇寺の前の店で売られています。」と記載されているのを見つけた私はニヤリ…「先生に言うといてや、今場所違うで~」ちょっといやらしい京都検定ファンです。

さて、ストーリーテリングの「子育てゆうれい」は大変よかったです。京都の言葉で語り聞かせてくださったのですが、長い話を注目させるものもないのに語られるだけで、お話の世界にすうっと引き込まれてしまっている心地よさはなんとも言えませんでした。「お話がその人の体を通して語られる」ということを感じることができました。語り手の方が過去記事中で私も紹介させてもらってた“京都の史跡を訪ねる会”の冊子を使われていたのも偶然でしたが、“幽霊子育飴”も持ってきてくださってて、例会後の話もまたはずみました。“語りの世界”に魅せられてしまいましたが、私もいつかストーリーテリングもできるようになりたいと思いました。

「ジュニア京都検定」テキストのことは、セカンドブログ『福朗の染めものや』5月9日「もろてきたでー」でも書いてます。どうぞ覗いてみてください。

<5/18タイトル変更しました。>

| | Comments (5) | TrackBack (1)

January 17, 2006

お正月は地獄で遊ぶ!?

新年早々地獄とはどういうこっちゃ?

お正月の遊びは福笑い、はねつき、こま回し・・・すごろく!とくれば
『じごくsoube-sugo-1のそうべえ すごろく』田島征彦・作 童心社です。

お正月にかぎらず子供の友達が来ると絵本を読んで、これをやります。「変なお母さんやなあ」と思われてたかもしれませんが、皆大笑いしてとても楽しそうです。

『じごくのそうべえ』作・たじま ゆきひこ 桂米朝・上方落語・地獄八景よりを読んだ方ならこのおもしろさはさらによくよくわかります。

「ふんにょうじごくがあんまりたのしいので、いっかいやすみ」とか、じごくでそうべえたちが“じんどんき”のお腹の中で大暴れしたシーンなどから「くしゃみをして、さきへとぶ」「おおきなこえでわらいながら もどる」「ぶぅーっといいながら さきへとぶ」それが「いっぺんにやりまひょ」もあるし、一番おもしろいのは「じんどんきのかおのまねをする」であたった人は恥ずかしがりながらけっこうやりますね。soube-sugo-3

すごろくのコマなんですが、

これを「しょうずかのばばにすっぱっぱにされてしもうた」 と言ってうらがえしにすると・・・

soube-sugo-2 こんなになります。

おんなの人はちょっとここでは公開しないでおきます。黄色いのは女の子ですが、さんずのかわでであったおんなのひとは、けっこう色っぽいですよ。

そうべえ、しかい、ちくあん、ふっかい…右上のえかきのゆきえもんは『そうべえごくらくへゆく』に出てきますが、これって田島征彦さんご自身ですよねぇ。

tajima_yukihiko 実はこのお知らせがきてるんです。田島さん直筆???サインと筆跡が似てますよー。だったら感激!ぜひ行きます。この展覧会は田島征彦さんのお誕生日に合わせて開かれます。って画廊の方に聞きました。1940年1月9日生まれ田島征三さんとおんなじです。

| | Comments (12) | TrackBack (0)

January 07, 2006

七草のうた

nanakusa_gayu 一月七日は一年の無病息災を願い、この日に七草粥をいただきます。その習慣は平安時代からあるらしいです。お正月にごちそうを食べすぎて疲れたお腹をやさしくいたわる意味でもいいのかもしれません。

nanakusa 七草粥に入れる七草は“春の七草”といわれるもので、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」・・・と歌のように唱えて覚えていたものです。すずなは蕪、すずしろは大根で、ほとけのざは植物図鑑にのっているもの(道端でもよく見かけますが)ではなくコオニノタビラコという草です。はこべも昔は道端にいっぱい生えていて、小鳥のエサによく摘んで持って帰りました。

今では、“七草セット”としてハウス栽培などでちゃんと七種類揃ったものが買えます。私が小さい頃はもうあったのかどうかわかりませんが、大根葉とセリばかりの味がしてたのであんまり好きではありませんでした。でも、朝だいどこ(台所)で母がまな板の上の七草(?)を包丁でトントン叩きながら、「ななくさぁ なくさぁあ~ トントンとりがぁ~」なんて、聞き伝えのうろ覚えの歌を歌ったりするのが楽しかったです。なんて歌っていたのか私もうろ覚え。母もちゃんと歌っているわけではなかったのですが・・・

ohsamu_kosamu この本の中で、見つけました。

わらべうた『おおさむ こさむ』
瀬川康男 月刊予約絵本こどものとも190号
1972年/福音館書店

「七草のうた」だと思います。

ななくさ なぁずな  なっきりぼうちょう まぁないた
とうどの とぉりが  にほんの くぅにに
わぁたらぬ さぁきに  あわせて ばったばた

このように載っていました。「とうど」というのは唐土つまり中国大陸の方のことだろうと思います。大陸からの鳥がこっちへくる頃までに、同じようにしてバタバタと包丁でまな板の七草を叩くっていうような感じでしょうか、くわしく本当の意味はわかりません。“わらべうた”ってなんとなく、こうかな?という意味を思い浮かべるものですね。

君がため 春の野に出て 若菜摘む
                  我が衣手に 雪はふりつつ

百人一首、光孝天皇の歌です。若菜は春の七草のことだそうです。

【1/15 追記】<br> 七草のことちょっと調べてみたら、母もすりこぎで叩いたりしてたときもありましたが、火箸などいろんなもので、あるいは台所の道具七つ持って叩くというところもあるそうです。縁起のものなので切るとは言わず、叩くんですって。そんなわけで、トントン叩くのに歌のようなものではやしたようですね。歌詞はいろいろあり、口承で伝わったものだから、いろんなアレンジが付け加えられたり省略されたりするんですね。この本にはよく歌われる伝えたい内容が書かれているようです。それで、「とうどのとり」の意味もいろいろとれますが、この時期は風邪が流行る頃なので、大陸からやってくる風邪のウィルスなどを指しているのではないでしょうか。飲みすぎ食べすぎの新年の内臓の疲れをとり、七草で不足しがちなビタミンを補うことなどを教えてくれるこのお粥を食べる習慣は悪い風邪をひかないように冬の体調を整える先人の知恵と一年の健康を祈る思いを伝えてきたのでしょう。
それから…お粥のことを「おかいさん」といいます。

| | Comments (10) | TrackBack (0)

January 06, 2006

七福神

あけまして、おめでとうございます!

hitihukujin『七ふくじんとおしょうがつ』
山末やすえ・作 伊東美貴・絵
/教育画劇 行事の由来のえほん


元旦の朝、何を思ってか息子が絵本棚からほいっと出して来たのがこの本でした。学校で“絵本係”をしていた時にも、この本をオススメの絵本として持って行きみんなの前で読んだそうです。息子のお気に入りの本のようです。「だってオレとえべっさんは誕生日が同じやしな」???一月十日は“十日ゑびす”。毎年うちも商売繁盛のおまいりに行って笹をもらってきます。でもえべっさんの誕生日やったっけ?

大黒天(だいこくてん) 福禄寿(ふくろくじゅ) 布袋尊(ほていそん) 弁財天(べんざいてん) 寿老人(じゅろうじん) 恵比寿(えびす) 毘沙門天(びしゃもんてん)

この本の中では、宝船に乗って七福神が家に来てくれます。なんと、おめでたい。そして、お正月の習慣や遊びなどいろんないわれが楽しくわかりやすく書いてあります。昔から受け継いできた事の中から、幸福を願う心を大切にしていきたいものです。

皆様、今年もどうぞよろしく、お願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 28, 2005

はち 犬 ・・・・忠・・・

「忠」「犬」「はち」といって、連想するのは・・・

渋谷駅前に像のある『忠犬ハチ公』の話ですか。実は今年の我が家の最大イベンはTDR~東京~茨城の4日間旅行をしたことなんです。ブログUP年内にできないよ~。東京ではパパと息子はドーム・上野公園へ。娘と私は原宿・青山・渋谷へとコース別に行ったんです「上野は西郷さんの写真を撮ってきてね。ハチ公撮ってくるからね」と言いつつ、この日ハチ公はタスキをかけられてて、顔が見えなかったんです。残念でした。でも見てきましたよ、思ってたより小さくて可愛い!

絵本『はちこう』《忠犬ハチ公の話》いしだ たけお え くめ げんいち ぶん /金の星社

初版は1971となっていますが絵の雰囲気が懐かしいです。実際にあった話ですから時代はもう少し前ですね。(いつかな)

ご主人と居られた年月より帰ってこないご主人を毎日迎えて待ち続けた日々の方がずっと長かったんですね。こんなにまで、なついてしまうというところが、飼い主にとって“犬”の可愛いと思えるとこかもしれません。(そういうのが好きでない人もいるようですが)しかし「飼う」ということの責任をもっている飼い主ばかりではないこともあるのが、最近気になるところです。責任を持って世話をすること、ここが大事ですよね。ただ「可愛い!」と思うだけではなかなか出来ないものです。うちも子供たちは犬を飼いたがっていますが、「誰が世話すんの~」(世話かかる人ばっかりやのに)とOKが出ません。この話を読んで犬と人との深い絆に感動しましたから、う~んやっぱりいいかななんても思いますが・・・ハチ公は秋田犬だそうです。柴犬も可愛いなと思いますが、私の好みは“パグ”あのぶちゃっとした顔がたまらなく好きです。 しかし、飼うとなると、やっぱりダメかな。

来年は戌年、もうすぐやってきます。

はち=八、 犬、 忠・・・そういえば年明け早々1月2,3日にTBSでやるんですね『里見八犬伝』。NHKの人形劇もずっと見てました。ジュサブローさんの人形の妖艶さが子供には恐かった。特に“玉梓”は夜寝られなくなりました。その頃本も読んだんですよ、小学校の図書館で借りて。何巻かありました。出版社どこのだったかな。

滝沢くんの犬塚信乃が話題のTBS『里見八犬伝』のHPへ。“玉梓”は菅野美穂かぁこれも楽しみ!

| | Comments (7) | TrackBack (0)

December 25, 2005

ほんとうのこと

サンタクロース、昨夜よい子のところにやってきましたか?うちのよい子たちは、今朝はおおはしゃぎでした。下の子は今年もクリスマスのまえのばんには、サンタさんへの手紙を書いて温かいお茶をポットに入れて、ニンジンを一本添え、家の中で一番高い窓のあるところに置いておきました。(ある年はニンジンに大きな歯型がついてかじった跡がありました。)
上の子はもうすっかりわかっています。でも信じているんです。

『サンタクロースっているんでしょうか?』子どもの質問にこたえて
フランシス=P=チャーチ 中村妙子訳 東逸子 画 /偕成社
は100年以上前アメリカのンニューヨーク・サン新聞に出た社説です。
バージニア=オハンロンという8才の女の子からの「サンタクロースってほんとうにいるんでしょうか?」という質問の投書に記者のフランシス=P=チャーチが返事を書いたのです。
見ず知らずの子どもの質問に対して、豊かな想像力をもってわかりやすい言葉で話しかけるようにそして愛情深く答えています。ほんとうにステキな大人だと思います。それはきっと自分の中の子どもの心を大切に持っている人だからかもしれません。
新聞記者は事実を公正に追求していくことが、仕事の上でもっとも大切なことであると思いますが、ほんとうのこととはいったいなんなのでしょう。

この世界でいちばんたしかなこと、それは、子どもの目にも、おとなの目にも、みえないものですから。

一千年のちまでも、百万年のちまでも、サンタクロースは、子どもたちの心を、いまとかわらず、よろこばせてくれるでしょう。(本文中より)

事実よりも真実を知ることのほうが、幸せだと感じさせてくれます。「サンタクロースって?」というようになってくる子どもと、幸せを感じることを思い出したい大人に読んでほしい本です。

『サンタの友だちバージニア』「サンタはいるの?」と新聞社へ投書した少女
村上 ゆみ子著 東 逸子絵 /偕成社
この少女のその後の人生を書いた本。クリスマスのあと、合わせてどうぞ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 24, 2005

クリスマス

街は賑わいプレゼントを買い求める人だかりとその商戦にクリスマスって何?と思う人もいるかしら。
イエス・キリストの誕生日が12月25日と聞いた若者が「いいなぁ、クリスマスが誕生日だってイヴだったらロマンチックなのに」なんて言ったとか。私はクリスチャンではありませんが、子供の頃母がポップアップ絵本を買ってくれたのを覚えています。キリストが生まれた晩のことを描いたもので、絵もとても写実的で厳かな感じがしてました。どこの出版社とか何年のものとかまったく覚えてないくらい昔のことです。日本語で書かれていました。

 今、クリスマスの絵本もいっぱいあります。数え切れないです。日本の作家が書いているものももちろんです。私も何冊か持っています。昔の仕事柄、その中でもキリスト教の教えがはっきり表れているものもありますが、最近あちこちの読み聞かせの場所では読みづらいです。多くの本はあまり宗教色を出さないもので、楽しみの部分、特にサンタクロースの登場やプレゼントの話なら無難ということでしょうね。日本ではクリスマスの習慣も欧米の国に比べて物質的な楽しみばかりになってしまっている気がします。逆に最近ではサンタさんが社会や環境を憂いて、みんなでなんとかしようという話になっている本もよくみます。
クリスマスの楽しみ方も人それぞれですし、宗教的なことは押し付けられるものではないし・・・
でも、欧米の名作・児童文学にはキリスト教の考え方に基づいて書かれているものの多いクリスマスの話、ちょっと読んでみるのもいいですね。こんなこと言ってて読んでないものばかりやしなあ。そこでこんな本が最近出たようです。

『名作に描かれたクリスマス』 若林ひとみ /岩波書店
岩波書店 さんのHPで詳しく見られます。

日本人の手でクリスマス会が行われたのは、明治8年(1875)ちょんまげで着物姿のキリスト教徒によるものだったのです。もうクレメント・ムーアの詩(『聖ニコラスの来訪』1822年に作られ翌1823年新聞掲載)も欧米では有名だったのにね。一般的にも大正時代の中流階級の子女の間でしか行われていませんでした。

もちろん、日本でも素晴らしいクリスマスの本はたくさんあります!クリスマスの本、私の知っているものだけでも、今年は紹介しきれませんよー。もう24日か、とほほ。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

December 22, 2005

あったかくても食べられないだんご

今日の京都は今朝から降っていた雪があっというまにつもり街が真っ白になりました。しかし雪が降れば少し暖かくなるようです。昨日おとといは風も強く、ほんとに寒かったです。
嵐山にある「モンキーパークいわたやま」では、こんなおさるさんたちの様子がみられるそうです。

「愛宕山からの厳しい風雪に耐えようと、3匹、4匹と重なり合い、目をぎゅっとつむって体を温め合っていた-・・・」12/20の京都新聞の記事より

絵本『さるだんご』山田 いつか著 新風舎
はサイズも小さめで可愛いですが、絵も内容も可愛いらしく、また家族の愛情も感じられます。寒い日、心も暖かくなる絵本です。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

December 21, 2005

ゴリラ ゴリラ ゴリラ

ここのところ更新もせず、年末の慌しさを忘れて本や情報を読みあさっておりました。ゴリラの本。
そしたら、京都新聞の“にちよう文化”の欄に「ゴリラ ゴリラ ゴリラ」と題して女性の写真と記事が、それもジェフ・ベックモデルのエレキギターを抱えて演奏する細見の女性が写ってたのでビックリしました。作曲も手がけるソロギタリスト安達久美さんが、東京・上野動物園のゴリラをモデルにイメージした曲を書いたそうなんです。一度聞いてみたいなぁ。
「三十分以上観察していると、『見んといてくれ』とばかりに恥ずかしげに身体を隠そうとするんです。これは曲のサビに使えると直感した」(記事中のご本人のコメント)
来年春以降にCDデビュー予定とか。

『ゴリラとあかいぼうし』/福音館書店の記事を書いてから、山極寿一さんの本を中心に借りてきてまして…
mori_no_kyojin
『森の巨人』写真と文 山極寿一/歩 書房




『ゴリラ 雑学ノート』山極寿一・著 阿部知暁・画/ダイヤモンド社

gorilla_zatugaku










chibikko_gorilla
『おはよう ちびっこゴリラ』山極寿一・ぶん 伏原納知子・え/新日本出版社

そしたら、塾の図書室にあったと見つけて娘が借りてきてくれたのが、



gorilla_tazunete
『ゴリラを訪ねて三千里』 阿部知暁 理論社
でした。

『森の巨人』はゴリラの生活が写真とともに語られています。きっとそばに近寄ると恐いと感じるかもしれないゴリラですが、穏やかで家族仲良くノンビリとした生活をみていると、ゴリラの性格を誤解してきていたんではと気づきます。平穏なゴリラの生活を脅かすのはジャングルの敵だけではなく人間であるということ。それも決して人間の生活を脅かすことのないゴリラに対して、食肉を求めたり、こともあろうかペットとして赤ちゃんゴリラを捕らえるために群れを襲うのです。本の最初の写真には仲睦まじい親子ゴリラや可愛いしぐさをする子どもゴリラ(大人の真似をしてペコペコ胸を叩いている姿はとっても可愛いです!)が写っていますが、終わりの方の、口から血を流して倒れている大きなゴリラの姿は悲しすぎます。

『ゴリラ 雑学ノート』には「森の巨人」の知られざる素顔が書いてあります。
なかでも[ゴリラはキングコングではない]とうことが書かれた章には…キングコングの映画によってモデルとみなされたゴリラは誤ったイメージを作り上げられてしまたのである。現地の人々の食料としての狩りだけでなく、邪悪なものとの対決というような“ゴリラ狩り”へと駆り立てられていったのだ。ということが書かれています。
まったくゴリラがかわいそうでならない話です。阿部さんの挿絵は日本(世界も)各地の動物園のゴリラの姿も描かれています。ひとりひとり違うんですね。その特徴はそれぞれとても可愛いです。京都市動物園にいたマックの絵もありました。懐かしい!

『おはよう ちびっこゴリラ』は山極寿一さん、伏原納知子さんのコンビ。???『ジンガくんいちばへいく』の記事にも伏原さんがコンゴに住んでいたこと、ゴリラとあかいぼうしのCDが京都で聞けたこと、デヴィッドビシームワさんが京都に来てあるところで絵を描いていたこと、そしてこの本を見つけて、なぜか?なぜ?の色が濃くなって来ました。この頃、堺町画廊で『ゴリラのりらちゃん』神沢利子・作 あべ弘士・絵/ポプラ社 の原画展が開催されているというのでここで伏原さんにお会いできれば、何か分かるかもと思っていたのに行けなくてちょっとショックだったんです。そしたら、伏原さんのラジオ出演のテープを京庫連のGOさんに聞かせて頂いて「!」。謎が解けました、山極さんと伏原さんはご夫婦でした。2年ほどひっかかってたんですよー、このことが。あースッとした。誰かに聞けばよかったのにね。
これはとても可愛い絵本です。ゴリラの子どもはだるまさんみたいにころんころんしている姿がとっても可愛い。大人のゴリラは子供たちを大切に育てているんです。守られている中で安心してのびのびと遊ぶ姿も可愛いです。電車ごっこのようなこともするんですね。
この本と『森の巨人』のゴリラはマウンテンゴリラ。ご夫婦で霧深い森での写真撮影とスケッチをされて書かれたものだと思います。
あとのゴリラの種類は『ゴリラとあかいぼうし』の東ローランドゴリラ。日本の動物園でみられるのは西ローランドゴリラだけです。その中でもマウンテンゴリラは乱獲と棲み処と食料のある森の環境破壊などで絶滅の危機に瀕しています。ポポフMGP(マウンテンゴリラプロジェクト)などいろんな環境保護プロジェクトも設立されています。

『ゴリラを訪ねて三千里』も返却までに頑張って読むぞー!日本中の動物園の旅ですね。そういえば上野動物園に「ゴリラの森」っていうのがあるんですね。行って見たーい。

さて、お正月は映画『キングコング』を見るか、シガニー・ウィーバー主演『愛は霧のかなたに』のDVDを借りて見るか。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

December 13, 2005

ぐこっぐこぐこっ

アフリカの絵本原画と児童書展では、
『ゴリラと あかいぼうし』
山極寿一 作 ダヴィッド・ビシームワ 絵/福音館書店
の原画が展示してありました。

絵本も緑色が基調となっていますが、原画は絵本よりももっと緑の印象が強い絵がずらっと並んでいました。ジャングルの木々の葉っぱや植物の色が微妙に細やかな濃淡で描かれているので、とても奥行きを感じます。ゴリラの目ももっと生き生きしてて迫力を感じました。これは絵本ではなかなか味わえないと思います。
絵本では絵の端がギザギザに切れ込みを入れてあるんですよね。なんとなくジャングルの雰囲気を出そうとしてあるんでしょうか。
ところで、この絵はコンゴ民主共和国ダヴィッドさんが日本にいらして、それも京都のある場所で描かれていたということです。どこかも聞いているんですが、この話はあんまり勝手にバラしすぎるといけないんでしょうね。しかしこれだけは…
実は滞在期間ギリギリまで描いておられたということを聞いて「?!」と思ったんです。最後のページの男の子の絵と子供達が乗り物のおもちゃで遊んでいる絵にはバックがなんにも描かれてなくて真っ白だったんです。「時間がなかったのかな。」とも思えます。それで絵にギザギザをつけて味気なさを出さずに工夫してあったんでしょうか?勝手な意見を書いてしまいました。またどなたかに聞いてみます。一番お詳しいアノ方にお会いする機会があったというのに逃してしまい落ち込んでたんです最近の私・・・。

この絵本は人間の言葉とゴリラの言葉が書いてあります。ゴリラ語、それも東ローランドゴリラ語です。山極寿一(やまぎわじゅいち)さんはゴリラ研究の世界でも第一人者なんですが、ゴリラと会話のできる人は他にはいないのではないでしょうか。この絵本の後ろにゴリラ語の解説も載っています。福音館書店のHPから『ゴリラと あかいぼうし』のページへいくと絵本にのっている「ゴリラとあそぼう」の歌とゴリラ語が聞けます。(トップページの本の検索の窓に入力する時「ゴリラと あかいぼうし」の間を1文字空けないとうまくページに行けないようです。)
この絵本の朗読CD(もちろん山極さんの東ローランドゴリラ語)を聞かせてもらったことがあります。残念ながら市販してません。本物のゴリラ語に子供たちも大喜びでよく真似をします。「ぐこぐこ」(ゴリラの笑う声デス)の「こ」を息を吸うように声を出すとちょっと似た声が出ます。調子に乗って得意になっていると、娘に「この絵本の読み聞かせでそれだけはやらんといてな、恥ずかしいで。」と言われてしまいました。やっぱり男の人に読んでもらうと、おもしろいんやろうなと思います、この本は。
お話もほのぼのとして、とても楽しい本で、ゴリラがとても身近に感じられます。しかしこのゴリラたちやゴリラの住む森林の保護が叫ばれていて、作者のお二人は人間とゴリラや様々な動物との共生を考える活動もされています。ゴリラを知ることが人間を知ることになるかもしれないようです。

| | Comments (3) | TrackBack (1)

December 08, 2005

いちば は楽しい!

「市場(いちば)へ買いもんいってきてぇ。」と母に言われ、小さい頃よくおつかいに行ったものです。
最近の子ならスーパーの「○○へ行ってきてぇ」かな。“市場”なんて言うたら、“卸売市場”のことかいなと思うでしょうか。

物を売り・買いするのが“市場”です。
子どもが自分の品物を売りに行くなんて、今の日本の子供たちは実際に経験することはないでしょう。自分の作ったものを売ったり、いろんな品物を自分のお金で買ったりするのは楽しいですよね。小学校でも学習の中で保護者や地域の人を呼んでお店屋さんごっこのようなこともしますが、おおはりきりでお祭りのよう。とても楽しそうです。自分の作ったものを誰かに選んでもらった時の喜びはなんともいえないんでしょうね。


絵本『ジンガくんいちばへいく』 さく・え ふしはらのじこ 福音館書店
ジンガくんはいちばへ自分が世話をしているニワトリの生んだ卵を売りにいきます。
アフリカのザイール共和国(現在、コンゴ民主共和国)の東部の暮らしの様子が描かれています。目を惹くのは色が多いこと!市場が終わってみんなが片付けたあとの絵を見るとなんにもなくて広ーい赤土色が広がってるだけ。建物もほとんどは土壁のものがぽつんぽつんと建っているようす。でも、市場が賑わっている間は品物も人々が着ている服も色彩や柄がとても多くて、特に生地やさん(その場でミシンをかけくれてるんですよー)は楽しいですねぇ。
それから、なんでも頭の上にのせて歩いています。スゴイ!
 ♪かごかーごかーごかごをー あーたまーにのーせーてー
   まーえーをーよくみーてー さーあ あるきましょ。
 (みどりセンセと一緒にやったヒト、は~い (^o^)丿)
ジンガくんもかごの中に卵を入れて頭の上に。時々手も離してます。アフリカの人たちってバランス感覚バツグン、首の筋肉も発達してるんだろなあ。だって、こんなものまでー!ってビックリするものもあるんですもの。

約10年前、作者のふしはらさんはコンゴ民主共和国に住んでらして、その時の実際の人々の暮らしの様子を絵本にされたのがこの『ジンガくんいちばへいく』です。
[アフリカの絵本と児童書展]では原画と、絵の中のいろんな道具や同じ柄の生地も何枚か展示されていましたし、ふしはらさんご自身もいらっしゃってたし、まさに「本物」に触れることができて感激しました。
京庫連のHPの[アフリカの絵本と児童書展]へもどうぞ!

実は2年前、ふしはらさんが絵本を読んで下さり、アフリカから持ち帰ってこられたいろんな道具に触れさせてもらったり、色鮮やかに染めた生地を腰に巻かせてもらったりした、“子ども文庫やかまし村”さんの催しに子供たちと参加しました。知らなかった世界の国を知り、随分身近に感じたようです。頭に物を乗せるときに使うドーナツ型の道具をおもしろがっていて、よく丸いものを頭にのせて「ジンガくんのヤツ」なんてやってます。(それ以上大きいものはのせられない~)
また、自分達の生活とはずいぶん違うことが書いてある絵本ですが、ジンガくんがやっといちばにいるおばあさんに会え、卵が売れてうれしそうな顔をしているのを、どこの国の子供たちも共感することができるでしょう。

「うーん、いいにおい。ぼく また いちばに いきたいな」(本文より)

ふしはらさんもラジオ出演でおっしゃってました。
「市場はとっても楽しかった」って。

以前書いた「アフリカの絵本と児童書展」の記事 11/19『ジャンボ!』 もご覧下さい。

で、なぜアフリカで生活されてたんでしょう。2年前からちょっと気になってたんですが…謎は最近解けました。
(GOさんテープ、ありがとうございます!)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 19, 2005

ジャンボ!

JUMBO !~アフリカ語でこんにちは!
京都国際交流会館を中心に11/16~23(水・祝 月曜休館)
『アフリカの絵本と児童書展』が開催されています。
ポスターや詳しい内容へのリンクはブログG.CAFE アンデルセンさんに掲載中です。

いくつかのイベントにすでに参加された方の話を聞いて私も行かなくちゃ!とステキなお友だちをお誘いして行ってきま~す。楽しみ楽しみ。

国際交流会館でのイベントでは
明日20日に沢田としきさんのギャラリートークや講演『ぼくの絵本と
       アフリカ』
22日(火) レクチャー 講師 松田素二さんで『アフリカの現状t終わ
      らない内戦』
      泥染め風染色体験
23日(祝)には西アフリカの民話を聞こう
      『アフリカとともだちになろう』マブワナさんたちと歌を歌っ
      たり、ゴリラダンスを踊ったり。
      マブワナ=ふしはらのじこさん、もりおかみっきーさん、
             おきゃんさん の3人組です。

ゴリラダンスはとっても楽しいですよ。以前、子ども文庫やかまし村さんのクリスマス企画だったかな、に来て下さって一緒にやりました。子供たち大喜びです。大人もガンバレです。
この時に『ゴリラとあかいぼうし』ダビッド・ビシームア絵 山極寿一文 福音館書店 を山極さんの声のテープ(?)で聞かせてもらいました、さすがのゴリラ語です。この読み方はちょっと真似できないですよー。と言いつつうちでは「ぐこぐこぐこ」とよく真似をしてます。今回は聞けるかな?
ふしはらのじこさん は『ジンガくんいちばへいく』福音館の作者です。
少し前に掲載された京都新聞の『凡語』です。
bongo

←<クリックすると、読める大きさになります>

期間中、国際会交流会館の他に堺町画廊(堺町通御池下る)でもアフリカの絵本原画の展示をされてますが、伏原納知子(ふしはらのじこ)さんはそちらのほうにもいらしてます。
KBSラジオ11/21(月)6:00~6:30の「堀内周とゆかいな仲間たち」に伏原さんと京庫連の後藤さん出演!アフリカ展についてのお話をされます!  

先日このイベントの企画のひとつ マリ料理のお店カフェ・ル・バオバブ(一乗寺築田町 京都造形大から徒歩5分)でマリ茶のセレモニー付きランチとお話に参加した友人の話ではゆっくりとした時間が流れてとてもステキだったそうです。こちらでも絵本原画の展示があります。

20日に講演がある沢田としきさんの『エンザロ村のかまど』沢田としき絵・さくまゆみこ文 福音館たくさんのふしぎ04 2月号
も興味があるし、会場内に飾られている布絵は沢田さんが描かれたものだそうですし、『ジンガくん・・・』の中で描かれている柄のクロスも飾られているらしくて会場内の雰囲気もとっても楽しそうです。

また

「ゆったりとしたアフリカの暮らしや自然を描いた作品のあとには、胸が痛くなる少年兵の現実の写真が並びます。来て頂いて損はないですから、ぜひ」

と京庫連のOさんからもお誘いいただいてますんで、ぜひぜひ行きます!

国際交流会館は11/15の記事 岡崎周辺にて でもちょこっと触れましたが、岡崎公園から疎水に沿って南禅寺へ行く途中にあります。地下鉄東西線「蹴上」からも徒歩6分。今、秋の雰囲気がステキなこのあたり、お出掛けにオススメです。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

November 18, 2005

もしも、男と女だったら・・・

絵本『あらしのよるに』を 【号外】やまねこ新聞社 さんで紹介されてたんです。
コメントに・・・メイを女性に見立てて、恋愛ドラマとして・・・そっちの読みをしてしまって楽しんでいたことを書いてしまったら、昨日書店でこの本を見つけてしまいました。
arasinoyoru-renai-hen
『あらしのよるに -恋愛論-』
きむらゆういち著 講談社

一気によんでしまいました。

映画のメイの声は成宮寛貴くん(映画『NANA』で好演でした)なのでメイは男性?とも思ったのでした。
『あらしのよるに』の作者 きむらゆういちさんは「1巻ではっきりとメイは男という部分があります。」とおっしゃっていたそうですが、いったいどこ?気がつかれた方は教えてください。
この本もきむらゆういちさんが書いています。どちらかといえば女性に向けて…みたいですね。

| | Comments (6) | TrackBack (1)

October 25, 2005

アジア絵本ライブラリー

昨日、アスニーの児童文学講座へ行ってきました。
和歌山静子さんが講師でした。寺村輝夫さんの「王さまシリーズ」の絵といえばお馴染みではないでしょうか。最近では福音館の「ひまわり」。おなじく0,1,2から「てんてんてん」とか「はしるのだいすき」なんかも人気のようですし、私の好きな「ふくろうのそめものや」松谷 みよ子ぶん/童心社 の色美しい貼り絵が和歌山さんの作です。何故、王さまシリーズが代表作になったのかというお話も聞けました。

1940年生まれ、そんなお年とは思えないパワーを感じさせていただきました。
生まれて物心ついた頃の時代背景、つまり戦時中の体験やご自身のご家族とのこと、児童文学の第二世代(と言われていたと思いますが)となったご自分と数々の作家さん達との出会いなどを交えて「絵本の種は暮らしの中に」という題のとおり、今までの作品が出来上がった過程を聞かせていただきました。
作家さんのお話を聞くと作品への思い入れがはっきりと現れてきて、絵本の中に表されていることの本当の意味を知ることができます。
絵本を大勢の人に読んで紹介する時、何を伝えたいか悩む時があります。作家さんから直接お話を聞けることはなかなか出来ない事ですが、やっぱりこんな機会があると自分の迷いがなくなります。“できるだけこの本を作った人の思いを大切に伝えたい”と思うようになるからです。

アスニーの児童文学講座は全4回それぞれ講師は変わります。(一回ずつの参加でもOK)第1回目の正置 友子さんは参加できず、友人から聞いたところでは「絵本を読み聞かせている人は、カラオケおばさんになったらダメ」というようなことを言われたそうです。
「今日はこの本読んどこうか」って、よく考えないで本を選ぶのはいけないということなのかなと思いました。もっと勉強しなければいけないということでしょう。とてもよいお話だったよと参加した方から聞いて残念。
今回の和歌山さんで3回目あと 11月7日(月)10時~ 児童文学作家 横山 充男氏を残すばかりとなりました。
アスニー文学講座の詳しいことは京都生涯学習総合センター京都アスニーのHPへ

講演は午前中でしたが、実は午後からが本当のお目当てでした。
お昼を一緒にいただいたあと、『アジア絵本ライブラリー』を和歌山先生に紹介していただきました。
数々のアジアの本の展示を先生の丁寧なお話を聞きながら見て周り、絵本旅行をしたような気分です。

何故『アジア絵本ライブラリー』を立ち上げたかのお話では、やはり物心ついた時の戦時中の体験が根っこになっていらっしゃるようです。
そこですごい本を紹介していただきました。
『月刊保育絵本クロニクル』日本児童出版美術家連盟(童美連) です。1927年のキンダーブックの発刊から2004年まで77年間の子供の月刊誌が歴史年表のように描かれてます。その変遷を追っていくと戦時中の時代背景もよく分かりますし、プロパガンダとして絵本が利用された時代があったと、先生も少し悔しい顔をされて話されていました。そのような思いと、知り合った韓国人との会話のなかで、過去のことを謝る言葉だけで何もできない口惜しさから自分ができることとして始められたということでした。
この『アジア絵本ライブラリー』には日本で出版された日本語の絵本をそれぞれの国の言葉に訳されているもの。
と各国(主に韓国・北朝鮮、中国、台湾)の原書絵本それらの日本語訳の本とがあります。
日本にはない工夫された絵本や絵が美しい本、色が美しい本、紙にまでこだわっている本などいろいろありました。
特に韓国の民画で描かれた本の絵は素晴らしくどの国も自分たちの民族性を大切にした、松居直さん曰く“地に足の着いた本”でした。先生の「自分たちの民族性を今と上手につなげている」という言葉が午前中の講演の時におっしゃてた「肉親の読み聞かせはDNAの伝達」ということと相俟って、地に足の着いたアイデンティティーを持つ意味と伝えることの大切さを感じました。
和歌山静子さんの『アジア絵本ライブラリー』詳しくは→こちら

| | Comments (4) | TrackBack (0)

October 03, 2005

『きっときってかってきて』

絵本『きっときってかってきて』
ことばあそびえほん さ・え・ら書房

ことばあそびの会・著 金川 禎子 ・イラスト
kittokitte-3早口ことばがいくつか載っています。
「舌もじり」・・・早口ことばのことを古風な言い方ではこう言うのだそうです。
舌をもじる=よじる=ねじる 分かりますー!そんな感じ。
そのうち、あっ とっと ぺっ あたっ!なんてしまいに舌噛んでしまいます。
ちなみに、英語は、《tongue twister》
最近、子供に怒っている時など、感情的になったりすると言葉が出ず何言ってんだか分からなくなる時があります。ボケてきたなあ。
それと舌もじりはちょっと違いますが、この本を声を出して読むと、口と頭のいい体操になるかも・・・と挑戦!
簡単なのは、うまくいきます。でもなかなか手強いのがたくさん。
子供に読むときは間違えないようにスラスラ読まないといけないなんてことは、この本の面白さが減ってしまいます。
どっつん、どっつん、つっかえながら必死で読んでいるのがお互い楽しい。
「おかあさん、それちがうやんか」「ほなあんた言うてみ」「あ、間違えた」「なにいうてんの」「もいっかい!」ってやりとりしながら、一緒に読めるのは、小学生からかな。
見る絵本としても、色あざやかな貼り絵でそのユニークなことばの世界をちゃんと伝えてくれています。
文字もきってはってあるんじゃないでしょうか、とても味があります。

息子がひとつ作りました。

きっとかっとかってきてきっとかってきてもっとかってきて

「きっときってかってきて」をもじったようです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 28, 2005

みやこめっせで会うたんどっせ!

anpan-man
みんなだいすき!あんぱ~んまんです。でもアンパンマンやな、これは。
夏休み中、京都駅ビルの美術館「えき」でアンパンマン展がやってたんですが、残念ながら行けなくて・・・でも、ここで会えました。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

September 19, 2005

月餅・・・ 

ご近所さんから、ご主人の中国出張のお土産、といただきました“月餅”(げっぺい)。
geppei-1

中国ではお月見の行事は日本に比べてもっと盛大とのこと。月餅もお月様に供えていただく伝統のお菓子だそうで、調べてみるといろいろありそうです。
geppei-2

ずしりと重い中の餡には木の実や果物がほんとにいっぱいつまっています。でも甘さはしつこくなく、口当たりもよくてあっさり。「1/4ほど食べても食べ応えあるで」と言われたのに、ペロリと半分食べてしまいました。ちょっとおしゃれにジャスミンティー(茶葉がお湯の中で花のようにがひらくヤツです)を淹れてネ。
昨日は区民運動会だったので、今日は足が痛くて体中だるくて・・・でもホッと一息、疲れのとれるおいしいおやつでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中国の月餅をネットで調べているうち、月餅の由来に不老不死の薬を飲み月へのぼってしまった「嫦娥」の話がありました。その嫦娥が住むところは「月宮殿」・・・!?

落語「月宮殿(げっきゅうでん)星の都」を絵本にしたのが
『とくべえ と おへそ』 桂文我 ・ 田島征彦

月の世界の話・・・というか空の上の話です。おばけうなぎを釣って天高くのぼってしまったとくべえの話。
そらのごちそうはおもしろいものがいっぱい。さて“げっきゅうでん”のおうさまとおきさきさまの大好物とは・・・。
とくべえがそらから落ちてきたときの“オチ”は落語とは随分違うそうだし、落語もいっぺん聴きに行きたいです!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

では、中国の話にもどって・・・嫦娥が月にのぼる時に一緒にうさぎがのぼり、そのうさぎが月で不老不死の薬を搗いているという話が日本に渡ってきてからは餅を搗くうさぎが月にいるといわれてきたようです。
餅搗き→もちつき→望月となり満月のことを望月(もちづき)というようになったと言う説もありますので“餅月”でも通りそうないわれですね。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

September 09, 2005

みやこめっせで会うたんどっせ その壱

さて、こどもの本ブックフェア2005のつづきです。前回の記事はこちら
24日は子供たちと一緒に出かけました。
いつも夏休みに入ってすぐ開催されるので、このブックフェアで読みたい本を買うというのが例年となってきています。「ほとんど、お母さんの楽しみについて行ってあげるんや」と言われてますが、下の子はチラシの裏にある「かいけつゾロリ」のぬり絵と交換してくれる景品(今年は“修正テープ”もらいました)を楽しみに、上の子はじっくりといろんな本を手にとって見られるので、なんとか今年はついてきてくれました。

お目当ては『飯野和好さんの講演とサイン会』。期待通りのいでたちは股旅姿、三度笠被ってまるで「ねぎぼうずのあさたろう」絵本読みショーでした。さすが衣裳のこだわりはセツモードセミナーでイラストを学んだという経歴を持っていらっしゃるからだと思えば納得。舞台を右へ左へと所狭しと動き回り絵本はそこらへんに置いては、途中手作りのカンカラサンシンで鳴り物を入れ、ひとり立ち回りを演じて浪曲調の語りもとぎれとぎれで、汗いっぱいかいての大熱演。時々お客さんとやりとりしながら大うけのこんな『ねぎぼうずのあさたろう』聞いたことない!?!?なんじゃこれ!?会場いっぱいのお客さんたちは大笑いでした。
お話の筋がとんでいってしまったようでしたが、描いた御本人がこんなに楽しそうに読んでいる姿を見ていると、きっとこの本がお好きなんやな~と思えてきました。
飯野さんの絵ほんとは好きじゃないんです。キタナくて(すいません)知り合いのお子さんは「こわい~」と言うらしいです。
ところが『知らざあ言って聞かせやしょう』河竹黙阿弥・文 斉藤孝・編 声にだすことばほん
を読まれた時、絵の中の「弁天小僧菊之助」の美しさに目を奪われてしまいました。なんと妖しい・艶っぽい・粋な・・・周りに描かれている人たちが飯野さんの絵らしい えげつない顔ばっかりなのでよけい際立って美しく見えるのかな。
子供たちと1冊ずつ本買っていいという約束だったのでお母さんも!(この月買いすぎやろ・・・すんません)

それに、サインをもらうことに。そうや!rucaさんがコメントに書いてくださってた『ドン.ローロのつぼ』の話できるかな・・・
整理券もらってても、順番なかなか回ってこないしそわそわ・・・随分待ちましたよ。丁寧にイラストを描いてくださるので、少し話ができました。手を動かしながらもちゃんとお返事してくださって、こんな感じで・・・

「ブログで知り合った方が…かくかくしかじか・・・」
「あ~『ドン.ローロのつぼ』ねえ、ハハ・・・」
「『ドン.ローロのつぼ』のハードカバー出ないですか?読んでみたいんです。」
「福音館さんに言ってみてください、あ、そのあたりにいませんか、ハハ」
「それで・・・『むかでのいしゃむかえ』もらったことがよい思い出だと」
「それはよろこんでもらって、よかったですねーこちらこそ・・・」
「アスニーセミナーで○○さん・・・」
「(手を止めて)その節はお世話になりましたねえ。よろしくお伝えくださいね。(ぺこり)」
「このはなちゃん かわいい名だね・・・」(こどもの名前だと思われてサインのところにこのはなちゃんへと書いてくださいました。ハハハ)
最後に「これからもよろしく」
と、がばっとごっつーい手で握手してこられ(ください)ました。

こりゃ時間かかるわね、ページいっぱいに書いてもらったサインの絵は “弁天小僧菊之助”おっとー でした。

| | Comments (11) | TrackBack (0)

September 06, 2005

こどもの本ブックフェア2005報告・・・

夏の宿題・・・

文庫の通信に載せないといけない原稿、なんとか間に合いました。
テーマは「こどもの本ブックフェア2005」
イベント紹介の過去記事こちら
<こども文庫の部屋>に参加したことのレポートです。

いつの話やねんなぁ。7月26日のことやんか、もう忘れてしもたわ。はよしといたらええもんを、こないになってから・・・もう。
(子供にも言うてることそのままやわ)

通信に書けへんかったこともブログに書こうと思ってたんで、思い出しながら書いているうち、やっとこちらにも紹介記事書くことができました。

~当日のプログラム~
1、わらべうた    「らかんさん」
             「山原(やんばら)の船が」
2、あそびうた    「パン、パン、パンやさんでおかいもの」
3、絵本        『からすのパンやさん』かこさとし /偕成社
4、パネルシアター 『ふしぎなポケット』
5、わらべうた    「かれっこやいて」
6、絵本        『まんじゅうこわい』(落語絵本) 川端誠 
                          /クレヨンハウス
7、紙芝居      『おねぼうなじゃがいもさん』村山 籌子 原作 
                       村山 知義 脚本・画 /童心社

でした。実は今回は何も読んでないんですよ、わらべうた遊びとピアノ伴奏係だったんで。でも、読むより緊張しましたね~。出番は・・・

1、のわらべうた紹介。
「らかんさん」はおなじみかもしれません、「ヨイヤサノヨイヤサ・・・」って、まねっこあそびです。
この日は紹介してませんが、実は絵本もあります。

『らかんさん』赤松 まさえ/〔作〕 けやきの絵本 けやき書房

この本の絵のらかんさんのお顔はニコニコとても可愛いです。この遊びをしていると、皆さんこんなお顔で笑ってくださるんですよね。子ども達より、少しお年を召した方のほうが、喜んでやってくださいます。

「山原(やんばら)の船が」 は、今回初めて知ったわらべうたでしたが、沖縄のメロディーで一度聞いたら忘れられないリズム感が楽しいうたです。
二人組みになれるなら(この会場は畳敷きで座れました)向かい合って手をつないで、船を漕ぐ動きをして楽しめます。

この時とっても上品なご婦人がいらっしゃってて、綺麗な服装でいらしたのに、ぺったり座って率先して子ども達に声をかけて遊んでくださってた方があったんです。
あとで聞いてビックリしました!この日の午後からのイベントで紙芝居を読まれる 中平順子(よりこ)さんでした。
知らなかったとはいえ、失礼なことしなかったかなと、後でご挨拶に伺うと、ほんとにお優しい方で「あなた方はとってもいいことをしていらっしゃるのよ。自信を持って頑張ってくださいね。」と笑顔で励ましてくださいました。
「埼玉県から来ましたー」とおっしゃってましたが、またどこかでお会いすることができたら幸せだなーと思うステキな方でした。
もちろん午後の紙芝居は、いっぱい楽しませていただきました。


今回は人前で話す、歌う、読む、を大勢の前でやってみるいい機会でしたから、いろんな意味で少し自信がつきました。しかし・・・

“読み聞かせ”について考えさせられることが時々あるんですよ。

でもね・・・読み聞かせ?読み語り?(どっちでもいいや)をしている時、そこにいる人たちの間には平和で幸せな時間が流れていると思います。
イヤイヤ聞かされてるとしたら・・・う~んそんな場合もあるかもしれんけど、それは気の毒です。逆に絵本キライになるかな。やっぱりイヤイヤはいややね。
好きなら好きでいいし、イヤなら無理にとは云わないし、楽しみを自分で見つける手だてのひとつ、何かのきっかけになってくれればくらいの気持ちで、いつも読んでます。

もしかしたら、業界にうまいこと宣伝させられ、使われているのかもしれないなと思うところもありますが、そんなこんな思うより、わらべうたで遊んでいる人たち、絵本を見ている人たちが楽しんでくださる姿を見ると、一緒に楽しめる嬉しさと何かできそうな力が湧いてきます。自己満足かな?いけませんか?

読んでもらうのも好きです。自分が読んでいるときに気がつかなかったこと気がついたり、絵を見ながら聞くともっとイメージは広がっていきますから、もしかしたら子ども達はこんな風に聞いてるのかも、いや、こうも思える、私はやっぱりこう思うな、とかいろいろ考えます。
そしたらまた読んでもらった本を手にとってみたくなります。(このあたりがうまいこと使われているなーとも思う訳ですが)
こどもが本を手にとることの喜びを感じるとまた、次また・・・と独りで本の海を泳ぐことを知るようになると、他のいろんなものと出会う喜びも知るのではと、自分の経験から思うわけですが・・・どうでしょう。

さてこのイベント24日にも行ったんですよ。飯野和好さんも来られました。そのあたりのことは
・・・ つづく ・・・

| | Comments (1) | TrackBack (0)

August 24, 2005

絵本『こそだてゆうれい』

時は慶長四年(1599)、うだるような蒸し暑い夏の日々は過ぎ、朝夕は幾分涼しさを感じる長月(陰暦の九月)にさしかかろうというころのことです。 六道の辻あたりに店をかまえる飴屋の主人惣兵衛は、その日の帳締めを終えて表の潜り戸に錠をおろしました。 そして、夜もふけたので寝床に入ってウトウト・・・(略) ・・・戸をトントントン、トントントン・・・と叩き「遅うにごめんやす」とかすかに女の声がするのです。 ・・・(略)・・・惣兵衛は背筋がふるえるのを覚えました。その女は力無げに口を開き、蚊の鳴くようなか細い声で「夜分恐れ入りますが、飴を一文がことわけておくれやす」・・・

上記、改訂版『六道の辻あたりの史跡と伝説を尋ねて』より引用。

上の子が幼稚園に通っていた頃、夏休みにお薦めの本として園から紹介された絵本を購入しました。

『こそだてゆうれい』さねとうあきら・文 いのうえようすけ・画 教育画劇/日本の民話絵本

この絵本では時と場所は限定されていません。これに似たお話は「あめかいゆうれい」として日本全国で語り継がれている民話として残っているようです。
“ゆうれい”が出てくると言っても恐ろしい話ではなく、いのうえようすけさんの絵も昔話らしいほのぼのとしたイメージなので小さいお子さんも恐がらずに見てくれると思います。
この本はうちのシュジンの十八番です。別に演技するわけでもなく淡々と読むんですが、それが恐いところは恐いらしく子ども達はお父さんにピッタリくっついて聞いてました。お話が終わると「ええ話やなぁ」と子ども達の感想はいつも同じ言葉でした。
お話の内容は母親の愛みたいなとこがあるけれど、父親が読んでくれるほうが押し付けがましくならないのか素直にイメージして感動に浸り眠りにつくようでした。
一時、「またかぁ」と毎晩のリクエストに、ソラで読めるようになっていたシュジンでした。

絵本のお株を父親に取られた私は母として何を思ったか、地蔵盆もすんだちょうど今時分、下の子を祖父母に預け上の子と一緒に子育て飴を買いに出かけました。
今なら自転車でもさっと行けるのですが、バスに乗って行ったのでとりあえず河原町松原で降りました。

そこから向かっていく方向は少しずつ上り坂になっており結構距離もあるので強烈に蒸し暑い中、幼児には大変キツイ道のりだったろうと思います。
小さな水筒ひとつのお茶を少しずつ分け合って飲みました。飴を売っているお店についた頃にはお茶はからっぽになりお店で試食の飴を頂いた時、「お母さんにもハイ」っともう1コもらってくれました。そしてニコリとして「飴さん買えてよかったね」とも言ってました。思えば、この絵本に出てくる母は死んでも子供を育てるというもので母性愛の話のはず。
我が娘はちいさい頃から、お母さんの楽しみにもけなげに付き合ってくれ、いつでも「お母さん大丈夫?」と気遣ってくれる優しい娘です。
まったくどっちが母親だかまるで逆。
「幽霊子育飴」を食べてゆうれいのお母さんにあやからなければいかんなと反省。今でも甘えてるのは私のほうみたいで反省してないな、すんません。
yurei-ame-1

いつもはこの飴が買えるのは、“木村茶舗”さん(松原通東大路西入ル)ですが毎年8月7日~10日の“六道まいり”<お精霊迎え>の日には露店も出るらしいとのことです。


yurei-ame-3yurei-ame-2


「幽霊子育飴」の記事はSt.KYOTOさんでも<8/20に>紹介されています。8月に入っての記事には六道まいり、お精霊さんむかえについてもいろいろ詳しく書いておられます。
またSt.KYOTOの一匹狼★NOBさんから、らくたびさんのブログはんなりエッセイでも紹介されていることも教えていただきましたので、そちらへもどうぞ。

今このあたりは、ドラマ『義経』ゆかりの観光名所として賑わっています。平家一門の邸があったところでもあり、六波羅蜜寺の宝物館には建礼門院徳子愛用品など平家関連の寺宝も特別展示されています。
壇ノ浦の戦いでわずか8歳(今でいうと6歳)で入水し亡くなった安徳天皇が生まれる際に、平家が安産と男子誕生祈願のために作らせたと伝わる6体の泥塔なるものもあるそうです。安徳帝の産湯の井もこのあたりにあると聞きますが、栄華を極めた平家も壇ノ浦で終焉を迎えます。
様々な歴史の中の戦いを京都の街も数多くながめてきたということもあり、街のいたるところに魑魅魍魎が住み魔物が巣くっているような京都の怪異な世界をこのあたりにも感じることができます。
六道珍皇寺さんもそういった話に尽きませんが、三途の川跡なんてのもあるらしいですし、現世と冥界との接点のような所としていろんな伝説のある地でもあります。
rokudo-1rokudo-2


「幽霊子育飴」の“木村茶舗”さんから200mほど西へ行くと松原通に面して子育て地蔵として親しまれている「西福寺」がありますが、ここでは(8/7~10やはり六道さんの頃)に寺所蔵の『地獄極楽絵』を見せてくださいます。
子供の頃いつもこれを見せられては「地獄はこわいとこ、悪いことして死んだらこんなんなる」と言うて聞かされました。
夜おしっこにいけなくなってしまうほど恐い恐い絵です。うなされます。でも恐い世界のことをこのようにして子ども達に教えていったんでしょう。今では地獄といっても「なーんもこわない」子供ばかり。
ほんとうに恐いのは人間なのかもしれません・・・絵本『じごくのそうべえ』は実はそういう話なのかもしれないな、とちょっと思うことあります。(冒頭の話の飴屋の惣兵衛は偶然でしょうね)

参考文献として使わせていただきました。(冒頭の部分はこちらから引用)
改訂版『六道の辻あたりの史跡と伝説を尋ねて』加納進 著 / 京都の史跡を訪ねる会
室町書房  900円
この本は、「幽霊子育飴」の“木村茶舗”さんで買い求めました。

追記* * * * * * * * * * * * * * * *
このはなみ★録 では、この後  『幽霊子育飴』 について(新店舗・ストーリーテリング・ジュニア京都検定)にも、書いています。 2006.5.10 『幽霊子育飴がここに・・・』 へもどうぞ。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

August 12, 2005

えほん館

京都で児童書のお店、絵本関連のお店は数々あれど、私のいちおしはここです。
西京区上桂にある えほん館さん

阪急嵐山線上桂駅徒歩5分のところにあります。

店長さんの花田さんは笑顔のステキな気さくでとっても優しい方です。
絵本・児童書購入の際には気軽に相談できるので、ほんとに助かります。

なかなか手に入らなかった“はらぺこあおむし”のお人形も偕成社さんに問い合わせてもらったりしました。
昨年5月に童心社から出た田島征彦さん桂文我さんの『とくべえとおへそ』も年明けすぐにあるところから情報が入ったものの、題名も発売予定もわからなかったのに分かり次第すぐ連絡いただいて早速手に入れることができました。ほんと感謝!


ちょこちょこっと絵本関連のグッズなんかも置いてはります。また、“こすもきゅーぶ”っていう1辺3センチくらいの立方体をつなぎあわせたものを、つなぎめの工夫で(セロテープのとめるところ)くるくるまわして形を変えるパズルのキットなんかもおいてあります。おもしろいですよ。
(展覧会などで名画なんかをプリントして絵あわせをするようなものも売っているらしいですけど、これは紙から自分で作れるので頭もよく使えていいですよ)
この説明だけではわかりにくいですねー。うちにもあったぞ、今バラバラになってるんで組み立ててUPできたら・・・


えほん館
AM10:00~PM6:00 定休日 月・火曜日(祝日の時は営業)
TEL 075-383-4811

8/15(月)~19(金)はお盆休みだそうです。

こちらには、とってもステキな応援ホームページがあります。

ぜひ、どうぞ。
   ↓
ehonbannr51

| | Comments (9) | TrackBack (1)

August 11, 2005

松花堂美術館にて

8月7日、八幡市にある松花堂美術館に行きました。

とっても暑い日でした。うちからはちょっと遠いです。連日寝不足と地蔵盆準備や、子供も夏休みで毎日三食もバラバラ出たり入ったりの疲れやストレスでフラフラになりながらも、どうしても行かなくては、行きたいことがあったんです。

松花堂といえば、懐石弁当を思い出されるのではないでしょうか。実は“松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)”は江戸時代の僧であり書・画・茶・歌に秀でた文化人で、この地にかの有名な小堀遠州デザインの庭のある住まいがあったそうです。その庭を再現してつくられた庭園と併設する美術館は平成14年のオープンなのでまだあまり知られていない名所かもしれないですね。
で、“松花堂弁当”は全国の和食料理店でも見られますが、発祥はやはりこちら。
“松花堂昭乗”が元は近くの農家の種入れとして使っていた箱を、絵の具やら煙草やら入れに愛用していて、それを日本料理の超一流名店“吉兆”の創始者がヒントにして懐石弁当として始めたものが現在のように広まっていったということです。
syoukado-1
庭園入り口前に“吉兆 松花堂店”がありました。吉兆の・・・と思えばお得なお値段かな。

syoukado-2
残念ながら、食べてる間なし。
だって目的はこれですから→
田島征彦~絵本と型絵染展~
8/2~9/19

いや、これだけではないんです。
この日はね。
また後で書きます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 10, 2005

絵本『ぐりとぐら』

自分とこのブックマークにもリンクしておきながら、最近見てなかった“こどものとも50周年記念ブログ”
rucaさんのブログ my favorite things で『いよいよ・・』(8/8掲載)というタイトルの記事がありました。

8月12日(金)に公開されるバックナンバー1963年4月号(85号)から1964年3月号(96号)にいよいよ『ぐりとぐら』が紹介されますね。
福音館の絵本の中でも名作中の名作といってもいいですよね。日本中の子どもたちだけでなく世界中で愛されている《ぐりとぐら》この本で育った大人もいっぱいいるでしょうし、いろんな思い出があると思います。私の思い出といえば・・・
学生時代ゼミで“手で見る(読む)絵本”を作ったんですが、大方さぼりっぱなしで友人まかせ。一番いい最後の場面の“たまごのくるま”のたまごだけ頑張って作った記憶しかなくて、すみません。つるつる感をいかしてどう作るかを随分考えたとは思います。点字のシールを貼り付けて、たぶん京都ライトハウスに寄贈したのではなかったかな。今もあるのかなぁ。
ええ加減なことばっかりしてた学生の頃が思い出されるんですよね、この絵本見ると。ハズかし。

うちには1972年12月 第18刷の こどものとも傑作集のものがあります。なんで?
実は義姉にもらったもの。大事にしてはった物を、ありがとうございます。うちのお宝です。
gurigura-1ビニールのカバーが付いているんですが、この頃に出たこどものとも傑作集には、みんな付いていたんでしょうか?市販別売りのカバーではなさそうです。
rucaさんとコメントで、「そういえばこの頃、教科書にもビニールのカバー買ってきて付けましたね。」ってやりとりしてて、本にカバーを付けるのが流行っていたんでしょうか?

gurigura-2
280円でした。
1963年当時のぐりとぐら持っていらっしゃる方もあるかな。ブログチェックしなくっちゃ。

| | Comments (12) | TrackBack (1)

July 25, 2005

絵本『なんででんねん 天満はん 天神祭』

『なんででんねん 天満はん 天神祭』
今江 祥智・ぶん  長 新太・え 
/ 童心社 2003年初版

これまた大阪弁まるだしの絵本ですわ。

「…かのー。…のー。…かのー。」とか
「いよいよいかんでよ。…かいの。しゃあけん、…みっかな。」とか
「…じゃないけに、…じゃった。」とか
「こっちゃ、…ございますけん。…せんけりゃ。」 と口々に、
“おくにことば”をしゃべってはるのは日本全国の天神さん。
どういうわけでここの天神さんだけが、繁盛するのか
聞きにきてはるそうな。その数一万千八十八人。
そして、祭りがはじまる。
ものすごくにぎやかで活気あふれる祭りの音、人の数、船渡御の船の数

どおおぉーん!ぱぱぱーん!ぱああぁぁん!ずっぱああぁん・・・ずん!

と大輪の花火が夜空をうめつくすように打ち上げられている。

   目ぇさましたら、一万千八十八人の天神さんはもわもわっと
           消えてしまいはった。

この夢を見てはったんは、たぶん今江さんでしょうか。

大阪のまちのみんなに好かれてはる大阪の天神さん。
そやけど、日本中の天神さんもそれぞれのおくにでちゃあんとまつってだいじにしてくれはることを感じて帰らはったって。

お終いのほうのページですが、お祭りが終わってから(?)、
しーんとしずもりかえったええかんじの天神さん。

この場面が、気持ちの奥にしーんと伝わってくる。
一番ええ場面はここかな。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

先月、長新太さんがお亡くなりになってから、今まで手にとらなかった長さんの絵本を見るようになりました。そしたらこの本!

今江さんと長年のお付き合いがあったというのも知りました。
たまたま、10年ぶりにこの春、復刊したという
季刊 児童文学の冒険『飛ぶ教室』を手にして、
テキスト=今江祥智 絵=長新太
『いつだって長さんがいて・・・』
という
<小画集というか、風変わりな絵本のつもりのもの>
も掲載されていました。
<長さんの仕事の変容ぶりというか全体像を見てほしくて>
と今江さん、長さんに断られっぱなしだったこの仕事を諦めないで
作りたかったというお気持ちは、どんなものだったのでしょうか。


これもまた、たまたま京庫連でお世話になっている方が、
長さんのお葬式の翌日に今江さんの講演を聞きに行かれて
こんなお話を聞かせてくださいました。

 …お葬式には子どもの本に関係する作家や画家が
 こぞってきてるのではと思うくらい沢山きていらしたそうです。
 遺影が、穏やかだった長さんには意外なようなちょっと怒ったような
 にらんでいるような写真で、皆がいぶかしく思っていたら、
 息子さんが最後のご挨拶で、「あの写真は放射線治療が
 始まる前に髪が抜けないうちに僕が撮りました。うっすら涙が
 見えます。」  とおっしゃったそうです。
 「亡くなって遺書を読むと、“なかなか良い人生でした”
 とありました。」 とも続けられたそうです。

 いつもは饒舌な今江さんですが、しばし言葉がとぎれました。・・・

(すみませんやっぱり、この話いただきました。感動しましたので。
少し言葉を変えてます。ありがとうございます。Oさん!)

この『なんででんねん天満はん』も天神祭りの本を作りたいと思われてから長年のゆめを見続け、長さんのこの静と動の対比の素晴らしい絵もこの年の春に出来上がったばかりだったそうです。
『飛ぶ教室』の『いつだって長さんがいて・・・』にも、このことが書いてあります。

今江さんにとって長さんとの思い出と
小さい時に経験した天神祭の
思い出とそれは秤にかけられないどちらも
大切な思い出だったんでしょう。

今江さんがこの天神祭の本を書きたいと思われたのは
出たばかりの田島征彦さんの『祇園祭』1976年
を見て思ったそうです。

こんな思いがつまった、お祭りの絵本を
もっと読んでみたいです。


(追記 7/27)
7/25は天神祭でした。(24日宵宮)京都でもテレビ大阪で中継がやってるので、見ました。
すごい迫力があるお祭りのようですね。友だちに聞いても「音がすっごいにぎやかで、やっぱり大阪!って感じするで。」といってました。花火の打ち上げもハンパじゃない。この絵本の長さんの絵そのものですよ。

“からうす”っていうんですか大きな太鼓を赤い頭巾を被っている男の人たちが掛け声をかけながら叩いているんですが、これが神輿のような台に載っていて担ぐ人や片方ずつに乗っかって揺らす人がいるんです。上の人落ちそうになりながら叩いてはるし、ほんとスゴイ。ハレですよね。こういう時って。

とても近くでは見られそうにはないですが、一度は雰囲気を味わいに天神祭も行ってみたいです。
太鼓を叩いている人の赤い頭巾の端に小豆が入っているのを食べると安産にご利益があるそうです。こういう民間信仰っていうのも、あるんですね。

| | Comments (7) | TrackBack (0)

July 24, 2005

絵本好き、どこ行こ夏休み。

夏休み突入!(正直はぁ~あっってとこあるけど)
子どもは家を出たり入ったり、私はパソコンばっかりになってしまいそう。
忙しい中にも楽しみ見つけんと、やってられません。

図書館めぐりもええしー本屋さんもええしー
「なんでプールとか海山ちゃうのん」って、このお母ちゃんが連れていくとこゆうたら…

早速、こどもの本ブックフェアですね。
             ↑
          ここ見てね。

今やってるとこです!行ってきました。

mahi☆さんの個展「Color bird life」
夷川通寺町西入南側 id Gallery
7/21~27 11:00~18:00 (最終日は ~17:00)
こんなとこです。夷川に面してます。
id-gallery

向かいにペットショップ(ホテル)があって、「生まれたてのチワワが
いるんですよー可愛い!」ってギャラリーの大きな窓から覗いて
mahi☆さんが言ってはりました。
mahi☆さんも可愛くてステキな方ですよー。

作品も、まるで楽しい夢を見てるようなステキな絵がいっぱいです。
いろんな技法や素材を使って、細かいお仕事してはりますよ。
1枚の絵をじっくり見てるだけでも、いくらでも楽しんで見ていられます。
手作りの絵本もあって、ストーリーの登場人物にもおもしろい
材料使ってはるんですよ。コラージュの窓も開けてみたくなる。
特に(お父さんの?)窓かな?ちょっとフフッ。うまいことなってるー!

ってな具合で、気に入った絵のポストカード買っちゃいました。
mahisan


地下鉄市役所前すぐ、ぜひ見に行ってください!


『アンパンマンとやなせたかし展』

明けても暮れても「アンパンマン、アンパンマン」眠っていても寝言で
「アンパンマン」と言っていた我が子達でした。もう卒業?
でも懐かしくてうれしいかも。小さいお子さんは大喜びでしょう。

* ~* ~* ~* ~* ~* ~* ~*
mahi☆さんアンパンマン
【号外】やまねこ新聞社さんで紹介されてました。
京都近郊の方はぜひ!って(ちょっとうらやましそうかな)
~* ~* ~* ~* ~* ~* ~*

儀間比呂志(ぎま ひろし) 絵本と木版画
ギャラリーかもがわ 堀川通出水西入 バス停<堀川下立売>
7/13(水)~8/1(月)12時~19時(最終日は17時)
休館日は毎火曜です。

gimasan


沖縄の風景や人々を描いた版画、どこかで見たことあるって
言う人多いかもしれません。
8月15日?発売予定の絵本『ツルとタケシ』(出版はセイフウシャ
と聞いたんですが…)の原画を中心に展示してあります。
儀間さんのいろんな資料もあり、手ぬぐい売ってます。

『ツルとタケシ』は戦争とハンセン病という重いふたつの
テーマを描いていますが、恐ろしい絵の表現は避けて、子どもにも
大切なことを伝えたいという熱意がこもっている絵本です。
絵がほんとに美しいです。御歳80ン才、とっても精力的に
活動されて、ギャラリーの方の話では「昨日ね、暑い中を
四条通りから歩いてきはったんです。ビックリしましたわ。」
とのこと(作家さんっておトシは関係ないくらい元気な方が
多いですね。やなせさんも)

ギャラリーかもがわはこんなとこです。
京町家風でステキです。出水通を西に入って角を曲がるとあります。
gallery_kamogawa


角を曲がらず出水通に面しているのが、
かもがわ出版です。
kamogawa


こどものとも176号『ねむりむし じらぁ』も儀間さんの絵です。

あ~しんど。
本日ここまで、続きをまた書きます。


| | Comments (4) | TrackBack (0)

July 22, 2005

トーハン こどもの本 ブックフェア2005

番頭 「トーハン とうはん(おじょうさん)!知っといやすか。」
娘(とうはん) 「なんやのん 大きい声で。」

「みやこめっせ で えほんでっせ っちゅうたはりまっせ。」 
「そのことかいな、もう知ってるさかいに」 
「そーどっか やっぱり とうはん えほん お好きでっさかいな。」 
「去年は場所違うたさかい、今年は みやこめっせっちゅうて京都市勧業館でやらはんにゃなぁ ようけの人来はるやろ。」 
「みやこめっせ ちゅうと岡崎のとこでっしゃろ。」 
「そやそや。近くには、平安神宮、京都市動物園、京都市美術館、国立近代美術館に京都会館、なつかしい武徳殿(現:武道センター、各武道武術の試合が行われる)があって、京都の文化の拠点となる施設が建ち並んでいるとこやし。」 
「そうでんな、疎水記念館、インクライン、水路閣と京都の近代産業の発展の軌跡があるし、観光に来はるお客はん多おすな。」 
「もうちょっと歩いたら南禅寺やら哲学の道にも行けるしなぁ。せやせや府立図書館や」 
府立図書館いうたら、きれいになりましてんな。」 
「そやねん。せやけど子ども向けの本ぎょうさんあんのやけど、今は児童室なくなったしなぁ、貸し出しもなくて子どもはあかんわ。東京の上野には 国立国会図書館国際子ども図書館 ちゅうのがあってえらいええとこらしいわぁうらやまし、行ってみたいわぁ。」 
「ほな絵本は貸してもらわれしまへんのか、残念でんな」 
「そやけど、読みたい本あるし借りてこ、他の図書館には置いたはらへんし。『ホモ・ルーデンス』」 
「ホ・ホ・ホモモ・・とうはん?そないなご趣・・(バシッ!)あいた!しばかんでも…」 
「あほっ、『遊ぶ人』のことやて」  
「ほな遊び人でっか。そないな男と・・・あかんわ、とうはん、ダンさんに叱られまっさかい」 
「何をゆうてなはんの、そやしあんたはもっと勉強せなあかんて、本読みぃや」 
「そらわかってまっけど。」 
「あの子もつれってたろ、大好きな飯野和好はんがきはるさかい。」 
「こいさんでっか。飯野はんゆうたら『ねぎぼうずのあさたろう』でんな。」
「東海道五十三次を、あの三度笠の股旅姿で来はんねんで。京都のまちを着流し姿で歩いたはるらしいな…この日も股旅姿なんやろかおもしろそ。楽しみやわぁ。」 
「かっこよろしおすな。」 
「ほな、帰りはうちはちょっと・・・遅なるさかい。」 
「とうはん!また誰と。」 
「な・い・しょ・や」
「ごりょんはんに、なんちゅうて出はりますのんや。」 
「お母はんには、あんたうまいこと言うとてんか。」 
「こいさん、どうしはりますのん。」  
「こいさん連れて帰ったって、動物園でも連れてってやってんか」 
「わたしがでっか?そやけど動物園でもって言わはりますけどバカにしたらあきまへんで京都市動物園は東京の恩賜上野動物園に次いで日本で二番目にできた動物園でっさかい、明治36年開園と歴史があるんでっせ。
園内の図書館と展示室には動物について調べ物をする資料がたくさんあって、野生鳥獣救護センターでは,傷ついた野生の鳥類と哺乳類の救護活動を行っているそうですわ。
せまい檻の中で飼われている動物がかわいそう、不自然な環境での生活で異常行動が起きているなど残酷性を問われるところもありまっけど、動物学や生態学、自然保護を学び体験学習ができる動物園の教育的効果と動物保護の研究のためには欠かせん施設ではあると思いますわ。この頃超人気の遠い北国の動物園のように観光の目玉となって遠いとこからからたくさんの人が行かはると、商業経済効果もありまっせ。
動物園デートで恋愛効果ありというのは、単にゴリラより男前やと思わせたり、動物好きは優しい人と思わせたりするだけでなく、人間の動物的本能を呼び起こさせてくれる何かあるんでっしゃろな。(ウヒヒ)。」

「へ~よー知ってなはんなぁ。感心したわ。どこで勉強したん?」 

「へへ だって本読んでるもん!」 


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

構想50日、書き込みに3日かかってしまいました。こんなんいっぺん
やってみたかったんですが・・・。

実際京都では とうはん(長女・いとさんとも云う)、
こいさん(下の娘・こいとさん)、ごりょんさん(おかみさん)という
言い方はあんまりしなかったかもしれません。
関西弁の雰囲気とトーハンにカケたもんで。

オチは 『おもしろ落語絵本 ごくらくらくご2』
文・桂 文我  絵・飯野和好 小学館
から いただきました。

to-han
<こどもの本 ブックフェア2005>
京都市勧業館 第2展示場
7月24日(日)~26日(火)
午前10時~午後5時まで

こども文庫の部屋に 私も出演しま~す。

| | Comments (7) | TrackBack (0)

July 20, 2005

成広のり子 さん

チャイルドブックアップル8月号『もっと もっと たかい ところ』作・絵 成広のり子 チャイルド本社

只今原画展が、ギャラリー カフェ アンデルセン さんで開催中です。(わたくしのお気に入りのお店、最近よくおじゃましてます。)

月・水・土は、いらっしゃると聞いて図書館のついでに今日立ち寄り先日買ったこの絵本にサインしてもらってきました。

成広さんは、インターナシショナルアカデミー絵本教室研究科卒業 黒井健氏、高畠純氏に師事。すっごくキレイな方ですビックリ。ご存知の方に「女優さんんみたいに、可愛くて美人よー。」とは聞いていましたが。

お顔を見てみたい方はこの本を購入すれば、プロフィールと一緒に載ってるんだけどなー。でも今のところは、幼稚園・保育園の子どもたちが月刊誌購読してるところでないと、手に入らないですね。(アンデルセンさんところで売ってます)

『もっと もっと たかい ところ』を読んでみて…

視点の角度がいろんなところから据えられていて、場面がとても立体的にイメージできます。絵の切り取りかたも主人公のありさんたちをズームアップしたり、ズームアウトしたりしているので、登場する他のムシたちがとても印象的に描かれています。ですから、年少児向けピッタリと思います。

ところが私、このお話にとても共感してしまったのです。今の気持ちにピッタリで。

こんなおばちゃんですが、けっこう好奇心があるくせにいざとなったら引っ込んでしまう、小心者。「ここにいけばなにかあるぞ。」「これをやれば何かできる。」と思っているときに、誰かが手を差し伸べてくれたり、後押ししてくれたりしてほしい。協力者も自分で見つけなきゃ力を合わせられないんだけどね。心配や取り越し苦労ばっかりして先進めない。ここはどこかわからないところは不安。

でも「もっともっとたかいところ」に上ってみよう。そしたら、今の自分と違うはず。行き着く先は・・・

   いままで みたこともない ひろいけしき

(本文中もこのことばです。)なんか、涙出た。 がんばろうっと。

成広のり子さん、この絵本で励ましてくださって、ありがとうございます。アンデルセンのほほっ都さん、おいしいランチを食べながら、いろいろ聞いて下さってありがとう!

成広のり子さんのHPにもどうぞ。スキューバダイビングもされるそうですし、ラッコの絵本も描かれています。クジラのイラストもステキです。

成広のり子さん の京都新聞トマトクラブから出ている おはなしの散歩道『うらしま太郎』も買ってしまいました。文庫の例会のテーマも「うらしまたろう」だし、これCD付きなんですよ。朗読が アノ狂言師 茂山一門の 茂山正邦さんです。人気あるんですよー。(私は千三郎さんが、いいんやけど・・・)ちょっとだけ狂言口調が感じられて、うらしまたろうの昔話の雰囲気があります。

| | Comments (10) | TrackBack (2)

July 16, 2005

絵本『祇園祭』

どうしても、お気に入りの絵本を1冊選べと言われれば、
どうしてもって・・・これですね。

『祇園祭』 田島征彦 童心社

日本三大祭りのひとつで、全国のたくさんの人が知っている。京都に生まれて育った私にとってこのお祭りは誇りです。
それに、田島征彦さんがこんな素晴らしい絵本を描いておられるんですから。

明日、祇園祭山鉾巡行ですが、祇園祭はこの日だけではないんです。
7月に入ると1日から31日まで神事やらなんやらが続きます。実際携わっておられる方々はもっと早くからいろいろあるでしょう。京都に住んでいる者も祇園祭りのあまり知られていないところがたくさんあります。

この絵本には、祇園祭のおこりや神輿や神事のこと、庶民が願いをこめて支えてきたことなどが書かれています。また、絵には庶民が楽しみに参加しているようすがあちこちに描かれています。

型染で描いてあることも、京都の伝統産業である“染色”がこのような素晴らしい“絵本”を作り出し得る技法であるといっていただいているようで、とてもうれしい。もちろん田島さんだからこその絵なんだけれども。

この絵本は田島さんの処女作で 1976年に発行され、賞を取った。
「しかし売れなんだ」賞を取っても「売れなんだ」賞をもらいに外国へ行くのにお金がない…その時のおもしろいエピソードがあって・・・昨年(トークライブっていうので相手方はね、後日書きます)聞いたんだけど、うろ覚えで忘れた。(こんなん書くんやったら、メモしといたらよかった~)

とにかく売れなくて、2002年絶版となった。なんで~って感じでした。

e-gionmaturiちょうど知り合いが(個人的に田島さんをよくご存知の方なんで)「近くで原画展をされてるし、サインもらってきたげる。」って頼めたので以前から(87年に購入した)持っている本に特別にサインをしてもらいました。絶版記念(?)になりました。。

ところが、今年3月復刊!

・・・買ってしまった。

どこが違うかまだゆっくり見くらべていないのでわかりません。(あとがきに31日の疫神社夏越祭 が新たに載っていました。)

それより、復刊によせて田島氏と、中川正文氏(作家、大阪児童文学館館長)と祇園祭山鉾連合会理事長 深見 茂 氏の書かれたものが載っている“しおり”がはさんであったのが欲しかったんです。 

違うところ、しいていえば、カバーの折り込んだところに田島さんのプロフィールがあるけれど、新版のほうは若かりし頃の写真が載っていないなぁ。

京都弁で書かれているので、読みにくいかもしれません。内容からいっても、おおぜいに読み聞かせするのにはちょっと向かないでしょう。私も幼稚園の子どもたちにはこの時期必ず読みましたが、反応は正直言っていまひとつでした。

でも手元においてじっくり読み直すほど、味わい深くなってくる。特に祇園祭りのことを思い浮かべる頃にはなんともいわれない気持ちになります。これは私が祇園祭を身近に感じた経験があるということが大きいです。

しかし、このお祭りを知らない、見たくても見られないとおっしゃる方にもぜひ手にとっていただきたい。この本に描かれていることを読み取っていただければ、あなたも京都通です。

あとがきには、7月1日から31日までの祇園祭の主要な神事行事が日を追って書かれています。これを読めば祇園祭通になれます。

復刊のしおりを読めば、田島さんのこの絵本への思いを感じ、田島通になれるかも・・・

| | Comments (11) | TrackBack (1)

July 07, 2005

絵本『たなばたまつり』

kodomonoto172
月刊予約絵本 こどものとも 172号
『たなばたまつり』 熊谷元一さく/え
1970年7月1日発行 7月号
福音館書店 /¥100

季節の行事に合った本を子供と読むのも
楽しいもんです。
行事の気分が、さらに盛り上がる。
でも、七夕にちなんだ絵本や紙芝居を図書館で
探しても、今は貸し出し中ばかり。

うちの本棚、あるある探検隊。
♪ちょっと 古いが 読んでみよ。

のどかな田舎の七夕の行事を紹介してるんですね。
「なんか懐かしい」と言っても地方で祭りのしかたが
違うので、私自身がこのようなことをしたことを
懐かしんでいるのではないんですよ。


本の中では・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こども同士兄弟で“かざり”を作ったり、しんせきのうち
に笹をもらいにいったり、縁側におそなえをして、
お米や野菜がたくさん採れるようにお願いをするんです。
字が上手になるように、“すずり”までおそなえをしたり、
晩ご飯の“ほうとう”もそなえるというところ、
これは、山梨県あたりの話かな。

もちろん、おりひめとうしかい(ひこぼし)が、一年に一度
天の川をわたって会うお話を、おじいさんにしてもらうとか
星座の絵でおりひめぼしとひこぼしがあると、一般的によく聞く
七夕のことことも書いてあります。

夜には町を提灯に灯をつけて、うたを歌いながら歩く…
♪(このうたの意味はちょっとわかりません) ほい ほい

で朝に笹を川に流してこういうのだそうです。
「たなばたさま、また らいねんも おいでなんしょ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子供にとって、お祭りは楽しくて「来年もまた、したいね。」
という願いも込めているんでしょうね。

で、ここでいいたいのは
七日の朝、お墓の掃除に行き「ぼんはじめ」ということで
おぼんのよういをする。と書いてあること。

えらい早いんやないの!?
と、普通お盆といったら8月の中頃、16日までのことだと
思うんやけどふと、こんなことを思い出しました。

ちょうどこの頃、小学生の私は (ううっ、トシがバレる)
まだ学校が夏休みに入る前やから7月の初めごろ、
やなかったか・・・(はっきりと思い出せない)

知り合いのお姉さんに田舎へ連れて行ってもらった。
場所は長野県飯田。
京都しか知らない私にとって、とても貴重な体験をさせて
もらいほんとうに楽しかった。
そして、その時「盆おどり」があったんやった。
そのときも、いろんな体験のショックで時間が交差してるのか
と思うくらい 「お盆」 「7月」 「蛍」 「まだ1学期」 が
説明つかない状態で、今までずっときたんだった。

何か思い出の中にあるものが整理されていったような気がする。

でももし、これがまた勘違いしているのだったら、混乱するかな。
今でもこの絵本ような七夕の習慣を続けているところが
あるだろうか。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 29, 2005

そんなあほな、長新太さん。なんでやねん。

若いころ…
長新太さんって漫画家か文庫本の挿絵を
描いてる人だと思っていました。

本もあまり好みでなかったせいか、手にとらなっかたのですが
それでも、『わたし』/谷川俊太郎ぶん や、
『ぴかくん めをまわす』/松居直さく  は
仕事で(?)よく読み聞かせをしてました。
他から見た、「わたしは○○…」いろんなところからわたしの存在
を見るなんて哲学的な話、子ども達もよく聞いていたとおもいますが、
絵が漫画みたいだから、よく見ていたんだろうなと思ってたくらいでした。

ずっっと年を経て、福音館の月刊誌、
『おおきなポケット』2000年4月号
のメインの読み物が「わたし」の姉妹編として描かれた
『あなた』
でした。

そんなわけで、綴じ込みの“通信”に
長さんが(こう書くといかりやさんみたいか)
5歳くらいの子に「あなた」と呼ばれて
コーフンしたと書いておられました。
なんだって、長新太さんは子どもの絵に嫉妬するくらい、
子どものような絵を描きたいと思っておられたんですね。

では子どものようになるにはどうすればいいのか
それは、うまくボケること…という答えを出した長さん。
(本当はお笑いのボケではなくて、年をとっての意味で書いて
おられましたが)

5歳の子に「あなた」と呼ばれてちょっと仲間に思われたことで
いまのところは、うまくボケつつあるなんてとても喜んでらした
のが、とってもチャーミングな方だなあと思ってしまいました。


あまり好みでなかった長新太さんの絵本をめっちゃおもしろいと
思ったのが、『ゴムあたまポンたろう」』

出版されてすぐの時、幼稚園の先生に
読み聞かせてもらったんです。
そんなに過ぎた演技はなくっても、
ことばが絵にのって聞こえてくるという感じで、
絵が動いているように思えるくらいでした。
長新太さんをよく分かっていらっしゃる方だから
というのもあったでしょうね。
(京都でも絵本の活動が活発な幼稚園としてちょっと有名でした)

なんておもしろい!気が付いたら
「そんなあほな」「なんでやねん」とツッコミを入れながら、
目に涙をためて大笑いしてました。

読んでもらうとおもしろいと思える絵本があるんだ。
と思ったのは、これが最初。
すぐにうちの本棚に加わりました。
子どもに読んでやっても
「なんでやねん」と即ツッコミが…
(やっぱり関西の子やなぁ)

『はなねこさん』も読書会で紹介してみて
「はななんか、ねこなんか、これなんやねん」と
ツッコミ感想をつけ加えてしまいました。

長さんボケれば、絵本を見てツッコむおもしろさが
だんだんわかってきたところなのに…

なんでやねん長新太さん!

長さんの絵、はじめは好きになれなかったんですよ。でも
最近出た『はなちゃんおふろ』
最後のページにある数え歌の
「なめたはちみつ」
「きゅうりのジュース」(この絵のお陰でイメージが頭から離れません)
赤ちゃんの絵本として出ている『だっこだっこねえだっこ』
「たこのだっこ」
こんなシュールな絵、誰が描けるんでしょ。

でも、子どもの絵ってそんなんですね。
概念画ではなくて、描きたいイメージを自由に表現してる
幼児の絵は、ありえない色を使ったり、形もありえないけど
それはこれだなってわかるありえなさそうであるものを
描きますよね。
長新太ワールドを楽しんでた子どもたちの中から
ダリやエンデのような芸術家が出たりしてと思っちゃいます。


長新太さんの記事書こう!と思ってたところに
昨夜息子が「読んで」と持ってきた本は
偶然『マコチン』/作 灰谷健次郎 
(何度読んだことか・・・)

灰谷さんがあとがきで書いているように
「こどもがいなければ人生がまずい」のと同じように
長さんの絵がなければ、『マコチン』
こんなにおもしろくなかったかもしれない。

また、絵本は良くて、漫画はダメという一概に決め付ける
学校図書館の選書を議論するにあたって、
長新太さんの作品について話をすることも
出てくるのではないかなとも思います。

いつまでも子どもの心を持ち続け、
子どもにいつも暖かいまなざしおくり、
心を開放させてくれたステキなおじさん。

長新太さんが亡くなってしまわれたなんて、
「そんなあほな、なんでやねん・・・」
もっとこれからの作品も楽しみにしてたのに・・・

| | Comments (8) | TrackBack (1)

June 26, 2005

福音館『こどものとも』

月刊絵本でおなじみの福音館書店
『こどものとも』は、2006年3月号で600号、
創刊50周年なんだそうです。
(ということは生まれる前?からあったんだ)

絵本に関わる何かをしている人でなくても
手のとったことのある人は多いでしょうね。

いろんな絵本との思い出を作ってくれた
『こどものとも』の
50周年記念ブログが始まりました。

創刊号からすべてのバックナンバーを、
毎週1年分ずつ年代を追って紹介されます。

またその当時のことを知る人が書かれたエッセイなど
「こどものとも」の歩みをたっぷり楽しめるようです。

多方面の方の投稿があると、
お宝情報も出てくるかも
しれませんね。絵本好き必見!

いろんな方の絵本の思い出話を
拝見するのも楽しみです。

fukuinkan_banner11
←福音館書店さんのホームページ
 こちらのトップページへいくからブログサイトへのリンクあります。


重要! (追記 6/30)

うれしい!ニュースです。
絵本関連ブロガーの方々の間で
知る人ぞ知る! 【号外】やまねこ新聞社 の
やまねこ編集長さんからトラックバックして
いただきました。

記事の右下にあるこんなところ
     ↓
絵本 | Permalink | コメント (△) | トラックバック (○)


トラックバック( )の文字をクリックすると
トラックバックの一覧が出てきますので、

...続きを読む を またクリックして
いただくと【号外】やまねこ新聞社さんの
トラックバックしてくださった記事へとリンクされています。


こんな風に、私のブログだけでは発信しきれない(当然です)
情報が、ここからリンクされているところへいくと手に入れられます。

「こどものとも50周年ブログ」の周辺に集まる貴重なご意見
があります。ご興味のある方、ぜひ、どうぞ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなこと書かせてもらったのも、
ブログ見に来てもらった方々からトラ…ックって何?
コメントてどうしたら入れられるん?
よく聞かれます。 

ブログてどうすんのん?「わからへんしやめとこ」
って思わずにやってみて下さい。私も見るのにやっと慣れたとこ。
書き込むとスカタンばっかりして恥ずかしいですが、
笑って許してくださってるようです。悪意がなければです。
だんだん慣れるよう頑張ります。
(謝りのコメント入れてますが、皆さんゴメンなさいね)

ブログ楽しいですよ。

| | Comments (6) | TrackBack (2)

June 21, 2005

お茶!

あ~暑ぅ。 昨日の京都の気温、34度やって。

これからの季節は出掛けるとやっぱり
買ってしまうペットボトル飲料。

6/21にこんなペットボトル茶が出るんだそうですね。

緑茶飲料「茶来(さらい)」キリンビバレッジ株式会社

すっかり、おなじみになった、
サントリー「伊右衛門」は人気もあるのか
商品展開もけっこうなおテマエで。

また、京都のお茶の老舗 「福寿園」がこんな形で
人気になるとは思いませんでした。
「一保堂」さんよりちょっと庶民的かなと
学生時代のクラブでもここのを使ってたんですよ。

「おつめは」
「福寿園でございます。」
(このCM、知ってる人は知っている?)
お点前のお稽古の時、このセリフがいつも
可笑しかったのは、私だけ・・・?


で、キリンさんからも京都がらみで、二番煎じということか。

この「茶来(さらい)」のパッケージデザインは
♪京都お~栂尾(とがのお)高山寺ぃ~ 
(歌ってしまうのねやっぱり) の鳥獣戯画です。

以前、絵本の記事も書いてます、どうぞ。
『かえるのごほうび』
tyoju_yuuzen
鳥獣戯画で人気がでるんやったら、
こんなもんあんなもんに使われているんですが・・・

うちにもあるこんなものも、ちょっと載せとこ。
玄関に飾ってる友禅の額。

話は、お茶。
NHKのTV番組、今月の趣味悠々は『茶事へのいざない』

出演されている
武者小路千家官休庵家元後嗣・千宗屋氏が
先日、別のTV番組でおっしゃってました。

「お茶はある意味、インスタント飲料でもあります。」

お抹茶も気軽に簡単に点てて飲める
ということを言いたかったのでしょう。

また、そのことばの後には、こう付け加えられてました。
「(お茶になるまで)いろんな過程がありますが・・・」

お茶として売っているその以前の製造工程は
今も昔も手間のいる作業によって作られている
ようです。
(宇治茶の製法を伊藤久右衛門のこちらのページで)


絵本『みんなでおちゃづくり』笠野裕一さく
福音館書店月刊かがくのとも398号(2002年5月)

は、おじいちゃんおばあちゃんのおちゃづくり
を手伝いに行く男の子の話。

茶摘みから自家製の製法を紹介している。
釜で煎って揉むを繰り返し(揉むのが、たいへんそう)
やっと出来た手作りのお茶の味は
おいしいやろうなぁ。

お茶は日本のスローフード!

お茶作りの経験はなかなか出来ないだろうけど、
昔から、急須に入れてお湯を注ぐだけで飲める。

ペットボトルも便利やしええんやけど、
日本の食文化や生活文化にちょっと
興味を持って、ちょっと一息できる時間で、
お茶を淹れて(点てて)飲もう。

| | Comments (7) | TrackBack (1)

June 19, 2005

絵本『おとうさん だいすき』

文研ジョイフルえほん傑作集 12
新のりもの絵本 『おとうさん だいすき』
作・文・絵 司 修 / 啓林館 編集  文研出版 発行

今日は第3日曜、父の日

いつもお世話になっている方に贈ろうと購入。

カバーの折り込んだところに作者のことばが…あった
(うちにある本は随分古いのでカバーはない?)

ちょっと失礼してラッピングの前に、ここだけコピーさせて
もらっちゃいました。「地球の運転手」についての
メッセージだったもんで・・・。

___________________________________________________

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・地球を大事に長く運転する方法を、
お子さんたちと話あってみませんか。
いつの時代のこどもたちも、しあわせな時をもてるように。
       
                        司 修
__________________________________________________

「地球の運転手」
このことばが、この絵本に出てきます。

(車、バイク、船など)何にも運転できない熊のお父さんが
負け惜しみで言っているのかなと思ってしまいましたが、
「そら、きみも・・・」と言ってお父さんがしてくれたことは・・・
とってもステキ!!

この本を寝床で読み始めると、よく(なぜかこの時は)
主人も並んで寝て聞いてました。すました顔で(寝たフリ)

読み終わると同時に「おとうさん、だいすき!」と
子どもたちが乗っかっていきます。
「うわ~びっくりした」なんて言ってるけど、
分かってるのにね。 こうなること。


8ヶ月健診時、京都市では絵本ふれあい事業を
行っています。私も当初の一昨年から講習を受けて
ボランティアとして参加しています。

健診の日、まだ小さくて出掛けるのに大変
ということもあるかもしれませんが、
お父さんも結構一緒に来られます。

遠慮がちに廊下で待っていらっしゃったりするのですが
絵本のコーナーにお誘いすると案外皆さん喜んで
見て行かれます。

と言うより、お父さんの方が熱心だったり、
興味を持たれたりすることが多いです。

まだ、おひざにおすわりしている頃、
ハイハイする子がそろそろという頃の
お子さんばかりですが、
一生懸命お父さんが声をかけて
絵本を見せておられる姿は微笑ましいし
赤ちゃんもうれしそうです。

お父さんが読み聞かせし始めたりすると、
よそのお子さんも喜んで見て、
親御さん同士も話がはずんだり。
お父さんも子育てに自信を持ってもらえる
雰囲気になります。

「え~おまえ、こんなん好きなんかぁ」と
我が子のこと発見したりされてます。

「帰りに早速図書館に行きます。」と
お仕事のお休みのちょっとしたお出かけの時を
有効に利用される方もありました。

京図ものがたり Vol.6 の表紙にも
図書館の子どものコーナーで
赤ちゃんに絵本を見せているお父さんの
写真が掲載されています。
(絵本をみている赤ちゃんの目が真剣)

ぴよぴよ文庫に来られているお子さんのところでも
「お父さんが絵本に興味があって…」
とおっしゃる方もあります。

若いお父さん方も頑張っていますねぇ。

絵本好きとまでいきませんが
うちの子のお父さんも時々読んでました。
(私には聞かれんように)

リクエストのみで自分からは選んでなかったようです。
おばけの本とか「パパはウルトラマン」のシリーズ
は子どもも私よりお父さんの方がよかったみたい。

こんなふれあいの時があったからか、
娘もそろそろ大きくなってお父さんちょっと…
の年頃ですが、お父さんはだいすき ですって。

今年のプレゼントはお金かけないでも
工夫してるんで・・・へへへ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 15, 2005

『きみには関係ないことか』

戦争と平和を考えるブックリスト’97~’03
『きみには関係ないことか』
京都家庭文庫地域文庫連絡会・編

子どもと本をつなぐ活動を基に
子どもたちの育ちや地域活動の
取り組みのためにボランティアとして
活躍している京都府内の文庫の方々の
つながりである京都家庭文庫地域文庫連絡会
“京庫連”と言ってますが・・・

“京庫連”では、学習会の開催や図書館づくりの
運動の他にも<戦争と平和を考えるブックリスト>を
1984年から第1、2、3、集と、この昨年に出た第4集を
出版されています。 (私もこちらの“赤ちゃん絵本読書会”
に参加させてもらって勉強中。)

先の記事『おしっこぼうや』
『きみには関係ないことか』’97~’03
の83ページで紹介されています。


先日行った万博も各国のパビリオンが
建ち並び、さまざまに国のPRがされて、
お土産やおいしいものを買うことができて
ただ楽しく催し物が繰り広げられていました。
それはそれでよし。
だって、平和でなければそんなことして
楽しんでいる場合じゃないですよね。

でも、こんな平和な世の中であるために
忘れてはいけないこともあるんやないかなぁ。

本を手がかりに、知らなかったこと
をちょっと知ったりできるかも。
忘れていた何かを思い出すこともあるかも。

きみにもちゃんと関係ある大事なことですよ。
平和で幸せに暮らせること。

戦争・平和というなんだか手にとりにくい大きな
テーマかもしれないけれど、身近なことで悩んで
いる人にも、本の中から何か見つかるかもしれません。

本を読む というひと時があるということだけでも
この瞬間は平和であることの証拠かなと思います。


このブックリスト中のカットも表紙カバーの絵は
十河史恵(そごうふみえ)さんが描かれています。

特にカバーの絵は石に描かれているのですが、
無邪気で明るい子どもたちの表情がイキイキと
していて、とてもステキです。

その そごうふみえさんの作品展が
ギャラリーカフェ アンデルセンさんで
7月2日(土)まで開催中です。
くわしくはこちら→G.CAFE アンデルセンさんのブログ


| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 13, 2005

絵本『おしっこぼうや』

愛・地球博に行っても絵本好きおばちゃんの
アンテナはピピッときた!

ベルギー館にて・・・
出口付近で中年のカップルの横を
通り過ぎようとして。会話が聞こえてきた。

男性のほうが、「ブリュッセル(ベルギーの首都)
はあれだ、しょんべんこぞう のな、発祥の地だよ。」

そのとき、わたしの頭には一冊の絵本が浮かんだ。

『おしっこぼうや せんそうにおしっこをひっかけたぼうやのおはなし
ウラジーミル・ラドゥンスキー作 
木坂 涼 訳 /セーラー出版

小便小僧の言い伝えは
いろんな説があるそうですが、
この絵本はみんなが笑って戦争をやめた
という話になっています。

事実はどうだかわかりません。
が日本でも有名だし、
某清涼飲料のCMでも人気(?)だったし
知らない人は少ないでしょう。

子供のころ、この像を見たとき
「おトイレでせんと、悪いことしてる子やなぁ」
と思いましたが、堂々とあちこちに建ってるし
日本人の子ではないから、(ベルギー人だったのか)
ええのかなと思ってました。

彼は平和のシンボルだったんだ。
どんな武器よりも、戦争を終わらせたこの武器はスゴイ!


| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 12, 2005

『もりのこえ』

明日、“愛・地球博”に行ってきま~す。
町内遠足でですよ。

一応HPで行きたいところチェック。
サポートナビとやらにも登録して、
予定は立てたもののどれだけ混んでるのやら
分かりませんね。

はがきは出してもサツキとメイの家の予約当たらず
PCでの予約も出足遅れてまったくだめでした。

パビリオンやらイベントやら
それはそれなりにおもしろいのかも
しれないのでしょうが、
「自然の叡智」をメインテーマにしている
この万博の本当の見所はいったいどこ
なんでしょう?

マスコットキャラクターの
“モリゾーとキッコロ”の絵本も出ています。
この、『もりのこえ』とは?

banner_banpaku1
←NHKで“モリゾーとキッコロ”のアニメ番組もやってますね。


この二人(?)って森の精なんですって。
キッコロはモリゾーのことを「おじいちゃん」と
呼んでいるんだけど、祖父と孫ではない。
ん~なんでもいいんだけど、結構カワイイ癒し系。

この二人の詳しいことは
banner_morizoofficial1
←こちらへどうぞ

明日は「もりのこえ」を聞きながらのんびりと、
自然との共生を感じましょうといきたいところ。

やっぱりせっかく来たんだから並んででも
あれこれ見ようと必死になるのかも。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

May 20, 2005

絵本『バナナです』

♪~タラ ララララ~ン ラリラリラ~ン
 ネボケタ サンジカ ホンマ~ニモゥ
(と私には聞こえるんやなぁ この曲)
<ヒロシですBGM「ガラスの部屋」(ペピーノ・ガリアルディ)>

「バナナです。」

「バナナです。」

「バナナです。」  ・・・

文はこれしかない とです。
(最後に一言ありますが)


「りんごです」

「いちごです」

「みかんです」

これからの季節は
「すいかです」

  も あるとです。

まだあるんでしょうか?

作者の 川端誠さん。

文化出版局から出ているとです。

バナナです、 バナナです、  バナナです・・・

昨夜のPTA役員の自己紹介
これで少しウケた(?) とです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 04, 2005

絵本『クレリア』を探して…

一月以上前、中央図書館へ行って、
「なんとか~リアっていうような名前の、外国の作家の絵本で…」と
1冊の本を探してもらいました。

あれこれいろいろ探してもらったけど、ない。

「見つかったら、連絡しますよ。」と言って下さったんだけど、
また、来ますから・・・と

締め切りに間に合わへんしもーえーかぁ 。

実は“赤ちゃん絵本読書会”ってのに参加してて
(子ども文庫の方が中心ですが、赤ちゃん絵本に
興味のある多方面からの方が参加されています。)
その頃、一年の記録のまとめで、紹介し忘れてた
気になる本として探してたワケでして

“赤ちゃん絵本~”では月ごとのテーマに沿って
絵本を紹介し合っているのですが、12月のテーマ
が「広い意味で ムシ」といったものでした。

その時提出した私の資料です、
見ていただけるなら・・・ここクリック→「ehon_a_musi.doc」をダウンロード
<ちょっと書き換えました、でも文章へたやなぁ>

っで、忘れかけていた頃ここで見つけました!
          ↑
〝絵本おじさんの東京絵本化計画〟4/4の記事です。
(それ以来こちらのブログにはまってしまいました。)

ところが、新年度始まってからは
PTAの用事ぃ(会計決算や新年度準備ぃ~)に
家業ぉ手伝い~(春夏新商品HPへのUPぅ)
とお尻に火がついてしまってたギリギリの
仕事に追われて、毎日目ぇまわるほど
忙しかったぁ~~~

なので、先日久しぶりに図書館へ

入ってすぐ、ばったりあの時の司書さんと出会い
「見つかりましたよ、あの本。“クレリア”っていう題で」
と言っていただいた時はビックリ。

覚えてくださってたんだ~。うれしい!
時々“赤ちゃん絵本~”でご一緒する司書さん
と探して下さってたんですよ。

司書さん方、ほんとにありがとうございました!

そういえば、京都市図書館情報誌『京図ものがたり vol.5』
のコラムに「図書館探偵・手がかりを探せ」ってのがあって
実際のレファレンスから、探偵のように本を探し出す
様子を面白い文章で紹介されています。

レファレンスサービスのことも、『京図ものがたり 最新号vol.9』
に詳しく掲載されています。
京都市図書館のホームページ からもPDFファイルをダウンロードできます。
市内の各図書館にもおいてありますのでぜひ、お持ち帰り自由!
vol.9の特集は「こんなに使える!お得な図書館」ですよー。

京都市の絵本ふれあい事業(8ヶ月健診時の親子さんたちに、
親子のふれあいに役立つ、絵本の用い方などを紹介しています。)
の時にも図書館の利用の紹介をしたりしていますが、
知らない方も多く、「便利ですね」「お得ですね」との声が
聞かれます。

話は戻って・・・絵本『クレリア』<えだのうえでおきたできごと>セーラー出版
マイケル・グレイニエツ絵と文 ほそのあやこ訳

 主人公は、きみどりいろのくねくねムシ

 クモ、バッタ、テントウムシ、チョウ、コガネムシ
 が登場します。

 みんなに居心地のいい場所をゆずってくれた
 こころやさしいクレリアはいったいどこへ
 いったんでしょう?

この本を息子に読んだら、「うちに、みんないるやんか」
そうやなぁ。結構都会かなと思うとこに住んでいるけど、
ちょっとした鉢植えがあるだけで、いろんな生き物が
やってきます。

今、楽しみにしている“苺”
一昨年1株もらって、去年株分けして
今、やっと実が生りかけています。

3月の中頃、えらく葉っぱが食べられてしまい、
よくよくみると、あおむしくん、見つけた。
「このままやと、枯れてしまうなぁ。
お願いやし、葉っぱ残しといてなぁ。」
お願いを聞いてくれたのか。6,7株のうち2株はすっかり
食べちゃってたけど、ある日突然いなくなった。

まるで“クレリア”のよう。

これらの出来事が実際に、起こるべくして起こった理由は
本の最後にある、著者からのメッセージ
「クレリアを探してみよう」を読めば納得。

どうもありがとう、お願い聞いてくれて。
おいしい苺ができたら、また株を増やして
葉っぱ作って待ってるからね。」

心のひきだしの中に残るもの、
そんな経験を大切に・・・したい。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 23, 2005

子ども読書の日

dokusyo_tira4月23日は「子ども読書の日」
と2002年に法律で定められました。

京都市中央図書館では
子ども読書の日 記念事業として
4月23日を中心に4/23(土)~4/29(金・祝)、
様々なイベントを実施。

チラシのPDFファイルは→ 「tirashi.pdf」をダウンロード

各市立図書館での取り組みなど、詳しくは  こちら をクリック!

昨年子どもと一緒に楽しんだのは、
下京図書館での「読書へのアニマシオン」です。

ゲームを取り入れて、絵本の世界に遊んだり、
クイズなどで子ども達の声を聞きながら、
絵本やお話を紹介したり、と工夫されています。

また、一番おすすめは、西京図書館と南図書館の
<おおいし すすむ氏>の読み聞かせです。

おおいし先生は、日本国際児童図書評議会会員でもあり、
小学校の教諭をしていらっしゃいました。
その教師生活での子ども達との体験を活かし
長年、子どもの読書活動に関わっていらっしゃいます。

ご退職後もあちこちで 「絵本のおっちゃん」
(親しみ込めて、失礼先生すんません。)
としてご活躍されています。

ほんとにお優しい語りかけ(むっちゃ京都弁で
とってもええんです。)で、癒されます。
汗かきかきの熱演で、大笑いしたり、ほんまにおもしろいです。

ぴよぴよ文庫(京都南この本だいすきの会)は
23日1:30~久我のもり図書館
29日11:00~南図書館。
子ども文庫のおばちゃん達も地域のボランティアも
図書館の方々も頑張ってます。

それぞれどこも楽しい企画ですので、
お子さんと一緒でなくても、
ぜひ、お出掛けしてみてください。


 

| | Comments (9) | TrackBack (0)

April 21, 2005

『かえるのごほうび』

NHKの番組『お昼ですよ!ふれあいホール』
テーマは絵本

の中で、「日本は絵で物語を表現する伝統が
非常に豊かである。」 と 松居直氏が言っていた。

そこで、紹介されたのが、『鳥獣人物戯画

♪京都お~栂尾(とがのお)高山寺ぃ~
 ↑音が出るので、気をつけてクリック!

恋に疲れたひとりの女(?)と、紅葉と、
この国宝『鳥獣人物戯画』(現在本物の半分は東京国立博物館にあるそうな)
で有名なお寺[世界遺産]です。


紅葉の季節には市街地からの交通(電車は通ってないもので)
はマヒ状態。一度見に行きたいものですが・・・
今の季節、途中の高尾あたりはまだ桜がキレイかも。

で、この『鳥獣戯画』(とも言う)は、
漫画のルーツともいわれる絵巻物ですが、

この絵そのものの、絵本があります。

『かえるのごほうび』木島 始さく 梶山 俊夫レイアウト 佑学社
発行年月が1986年3月となっていますが、1967年1月に
福音館書店の<こどものとも>130号として発行されています。

絵巻物に文章はなく絵の流れで
お話を想像するようだけど、

絵本となるとページを見開いて読む
という流れになるので、ある工夫が(シカケかな)
してある。よ~く絵を見てると、あ~っそうか。

で、今年は カエル が流行りそうな
気がしてきたのは、私だけ・・・?


| | Comments (6) | TrackBack (1)

April 20, 2005

絵本のよろこび

NHK総合TVのお昼の番組
『お昼ですよ!ふれあいホール』

今週のテーマは「おはなしの世界」です。
4月18日(月)~アンデルセン~
4月19日(火)~人形劇~
4月20日(水)~絵本~
4月21日(木)~手影絵~

18日のアンデルセンは、今年生誕200周年
ということで、馴染みの深い童話や、
なんとなく、誰でも知っているお話を再発見
できる年となりそうです。

このはなみ★録ではこちらで紹介しています。

そして明日!テーマは 絵本

案内役の松居直さんは
02年12月~03年1月NHKの人間講座
『絵本のよろこび』と題して
講師をされています。
ビデオに録ってあるし、テキストも買ったし、
今でも読み返したり、何度も見ては勉強しています。

その後、このテキストは単行本化されましたが、
現在品薄のため、なかなか手に入りません。

絵本とは何かと考える時ここ最近、
このことが大切なのではないかなと思えてきたことがあります。

テキストの文中引用して・・・

子どもと絵本の橋渡しをする読み手の大人と、
聴き手の子ども双方にとって、絵本がどういう働きかけをしどういう意味をもつのか

この観点から見ると

読み手と聴き手とがその言葉の歓びをわかちあい、
共有することにあります。

とあるように、絵本を読んでもらっている時間は
そこにいる大人と子どもが幸せなひとときを
一緒に過ごしていられる。
そして、大切な絵本の役割が見えてきました。

字も覚えられるかもしれません。
知識も増えるかもしれません。
それも絵本の持っている大切な役割でも
あるかと思います。

しかし松居さんは、いつもこうおっしゃいます。

「絵本は子どもに読ませる本ではなく、
大人が子どもに読んでやる本だ」
 
読んでもらうことによって、目で絵と、
耳では聞かせてもらう声とが同時に感じられるので
(自分で読んでると字を追っているので、こうはいかない)
想像力を働かせて物語の世界を思い描くことができます。

また読み手の大人のひざの上に座ってよんでもらうと、
背中でその読む声の振動を感じたり
言葉を発する時の息づかいを聴いたり、
目で見えない言葉の世界を五感や全身で
感じ取ることもできます。

そのとき、鼻ではお母さん、お父さんの
匂いも感じていることでしょう。

ぜひ、おひざに抱っこで読んであげることを
おすすめします。

本を読む時、怒っていては読めません。
親自身も、優しい気持ちを簡単にとりもどせます。

大人も子どもも、絵本があれば
難しいこと考えっこなしで、
幸せになることができます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 18, 2005

『パパはウルトラセブン』

「お父さんしか、頼る人はなかったんで・・・」

女子ゴルフ横峯さくらが(ライフカードレディース)ツアー初優勝
のインタビューで言っていた。

娘を持つお父さん、こんなこと言われたらもう
涙ちょちょぎれ、感激!かな。

「パパのお嫁さんになるぅ」なんてこと言われて
うれしかった「小さい頃はよかったな」
と思い始めるのもすぐ、子供の成長は早い早い。

手をつないで歩くことも、一緒にお風呂に入るのも
いつまでのことやら・・・

お父さんを嫌がるようなことを言われたり
無視されたり、とそれが寂しい?

愛する家族のためにいつも闘っている。
私(達)を愛してくれているんだ・・・
それがうっとうしいと思ってしまう時期も
あるけど、信頼という絆でつながっているなら
ちゃんと娘もわかっている。

絵本 『パパはウルトラセブン』作・絵みやにしたつや/Gakkenn

は、おなじみのウルトラセブンが絵本の中で
娘を持つ父親として登場。

甘いやら、やさしすぎるやら、情けないところも
あるやら、のパパぶりだけど、パパは強い。

つらくても、苦しくても、泣きたくても、闘いつづける。
それは愛する人がいるから。


そして・・・娘もひとりの女性として立派に成長していく。
それはやっぱり、嬉しいやら寂しいやら、かなぁ。


| | Comments (3) | TrackBack (0)

April 02, 2005

H.C.アンデルセン

今日はアンデルセンの誕生日

今年は生誕200年!
記念行事も世界各国で催されます。

アンデルセン生誕200年アジア事務局のHP
いろんな情報が見られます。

いわずと知れた“童話の父”
『マッチ売りの少女』『はだかの王様』『おやゆびひめ』
ならだれでも知ってますよね。

この話も!っていうのもありそう。
調べていっぱい読んでみよう。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

March 29, 2005

子ども文庫

子ども文庫の活動をしている友人から、
「テレビに映るし、見てね。」とのお知らせ。

KBS京都 ハッピーシニアライフ
3/30 PM.9:25~
3/31 再放送 AM.8:30~

子ども文庫って何?・・・
 自宅やマンションの集会所や地域の施設などを
 図書館のように開放しているところです。
 お話会や本の貸し出しだけでなく、
 工作やおやつ作りといったような、“お楽しみ会”を
 催しているところもあります。

彼女の主宰する『ぴよぴよ文庫』では、
家庭幼稚園保育所(園)学校児童館親子サークル図書館などで、
子供向けだけでなく、大人向け親子向けなどご希望の内容(ご相談を)で
“出前文庫”もやっているそうです。

京都は子ども文庫の活動の歴史がある地域です。
子ども文庫は本と子供をつなぐ活動を基に、
地域の子供たちの“育ち”を見守り、子育て支援にとっても、
大きな力となっているようです。

家庭と地域と教育機関(行政)と力を合わせて
みんなで、子供達を見守っていきましょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『さくら』 月刊かがくのとも 4月号

桜の種類で染井吉野(ソメイヨシノ)といえば、
日本の代表的な桜です。

桜の花はぱーっと咲いてパッと散る。
その潔さが日本人の心をつかんでいるみたい

だけど、桜の命はその時だけではなく、四季を通じて
その時その時を、一生懸命生きている。

『さくら』 長谷川摂子 文  矢間芳子 絵・構成 月刊かがくのとも 2005年4月号 福音館書店
(現在、5月号が出たのでバックナンバーとなっています。)
福音館書店HPは こちら トップページ→月刊誌→かがくのともバックナンバーへどうぞ。

が散ったらどうなるの?
さくらんぼがなるの?
この本はソメイヨシノの一年を描いている。

物は言わないけれど、何年も何年も歌い続けている
桜の“命の賛歌”を聞いて欲しい。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 18, 2005

『はなともだち』

絵本『はなともだち』染・水上悦乃、詩・宮地敏子/かど創房

hanatomo野の花、身近な花を友禅の技法を用いて染めた絵と十二の月ごとの花に、やさしいことばで語りかけられているような詩で綴られた絵本です。この本を紹介された読書会で「和むわぁ」「日本に生まれてよかった」と感想が聞かれました。

後のページに絵の手法(友禅染)が書いてありますが、
友禅染めの標準的な製作工程はこちらを見るともっとよくわかります。→京都友禅協同組合HPの製作工程 のページ

京都市勧業館「みやこめっせ」B1Fにある“伝統産業ふれあい館”でも京の伝統工芸・技の体験教室でも友禅染の体験ができます。詳しくはここ

花灯路の協賛事業京都市「伝統産業の日」も3月20日を中心に、市内各地で多彩なイベントを実施されてます。
京都市勧業館「みやこめっせ」でも、19~21日17:00~21:00「京都・花灯路」inみやこめっせとして100基の行灯の設置とライトアップも行われるそうです。


先週から開催されてます花灯路。あちこちのブログで紹介されてますが、
一匹狼★NOBさんのブログ St.KYOTO は一見の価値あり!
まめなレポートに感激します。画像も多数。

このはなみ★録では 『京に春を呼ぶイベント~花灯路~』 をご覧下さい。


先日、遠方から友達夫婦が泊まりにきてくれました。一緒に花灯路も見てきました。
どこへ行くでもなく、彼らと一緒にいてるだけで心が和みます。
いつもおおらかで陽気なご夫婦ですが、転勤族でこんどはまた遠距離の単身赴任。
今まで、いろいろ苦労があったやろうね。
でも、転勤のお蔭で私たちも出会えたんですよね。
風に吹かれてどこ行く人生。

「時には辛い人生も 雨のち曇りでまた晴れるー」

私達夫婦はいつまでもこの地に根っこ生やして、咲いてるでー。

『野に咲く花のように』(作詞:杉山政美、作曲:小林亜星)

  野に咲く花のように風に吹かれて
  野に咲く花のように人を爽やかにして ←1番の歌詞の頭。

  野に咲く花のように雨にうたれて
  野に咲く花のように人を和やかにして ←2番の歌詞の頭。

特にこの4行の詞が好きです。


| | Comments (4) | TrackBack (0)

March 05, 2005

ダコタ・ファニングとドクター・スースの関係??

0394800168.01.MZZZZZZZ[1]-thumb[1]映画『アイ・アム・サム』より絵本『Green Eggs and Ham』Dr. Seuss (著), Theodore Seuss Geisel (著)
(ドクター・スース)
これって日本語訳は出てないのかなぁ。でも、原文のリズムがいいみたいなのでテープを流すのも手かな。

映画『アイ・アム・サム』 では、「緑の卵とハム、ドクタースース」ってサムが読んでた。
寝る前に娘に読んでやるお気に入りの本。というかこれしか読めないっていうことが言いたいからなのだろうか。
50語だけで書かれているらしく。「Do you like~ 」が分かる5才くらいの子なら楽しめるらしいので、私にも読めるかも。音読に挑戦! サムは絵本の中の“Sam-I-am” !?

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
d1112981631thumb1
せつなく苦しい場面も感動の場面もショーン・ペンの演技は素晴らしい。ビートルズの曲もいい。(ビートルズのキーワードがこの映画の中に散りばめてある)
サムによって苦悩を抱えている自分を見つめ新しい自分に変えていく強き女性弁護士役のミッシェル・ファイファーも素敵。
誰より娘のルーシー役のダコタ・ファニングはかっわいい!この天才子役は『ハットしてキャット』にも出ています。そう、『キャットインザハット ぼうしをかぶったへんなねこ』ドクター・スース,いとうひろみ訳/河出書房新社です。


| | Comments (2) | TrackBack (1)

March 04, 2005

おやじバンザイ!

待ってました、ネットで予約してた本が昨日着きました。

『絵本であそぼ!~子どもにウケるお話し大作戦』」 著: パパ’S絵本プロジェクト/安藤哲也、金柿秀幸、田中尚人
出版社:小学館 

パパ’S絵本プロジェクト とは… くわしくはこちらをぜひご覧下さい。
                            ↓
               http://www.ehonnavi.net/ehon03_papa00.asp

このサイトのまわし者のようだが(ちがいますよ~)ほんまにここ、おすすめ!

“出張お話し会”やらHPでの育児日記公開、絵本サイトの運営、で『幸せの絵本』でも紹介した絵本ガイドブックの出版…などなど、今注目のパパさん達です。で本業は別!

目が離せないその活動ぶりで、子育て真ッ最中のご家庭なのに大丈夫かなと思ってしまうが、冒頭に紹介した本『絵本であそぼ!~子どもにウケるお話し大作戦』」の最後の方「パパを楽しむ、絵本を遊ぶ」のページを読んでいると、、
自分の生き方や家族や子育てを見つめながら真剣に取り組む姿を家族に見せることが、家族の理解を得られる一番の方法ではないかと思ってしまった。
ご家族へ反省と感謝の気持ちが痛いほど伝わってくる言葉でいっぱいだ。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * 

「おやじの姿を見てくれ!」

そんなおやじがいっぱいいるはず、京都市の公立小中学校のPTAでは『おやじの会』なんてのもある、ここクリック

がんばれおやじ!  おやじバンザイ!(昔TV番組がありましたよね。歳バレ)
残念ながら、私はおやじではないので、陰ながらブログで「おやじの応援団 おかんの会(?)」ってので参加させてもらうわ。
我が校PTA会長殿。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 03, 2005

ドクター・スース

3月2日はドクター・スースの誕生日。昨年の今日、私はそれを知らなかった。
訳あって、私はドクタースースの絵本が好きだ。でも、昨年の今日は彼の生誕100周年だったということを知らなかった。知っていたからと言ってもどうっちゅうこともない。日本では何も騒がれていたようなことを聞かない。
しかし、アメリカでは大イベント(公式サイト)が繰り広げられたそうだ。

私がドクタースースを知ったのは、アメリカ人に図書館で1冊の本を教えてもらった時…いやでもその絵を見た時、なんだかとても心のどこかで懐かしい不思議な気分になった。もしかしたら、知っていたのかもしれない。
アメリカではドクター・スースの名前を知らない人は殆どいないほど愛されている絵本作家なんだけど…

gri00002『いじわるグリンチのクリスマス』(原題 How The GRINCH Stole CHRISTMAS!)日本パブリッシング/訳はわたなべしげおだったと思うが絶版。現在はピッコリー図書館に蔵書あるかも。
今は『グリンチ』という題で、いつじ あけみ 訳 /アーティストハウスから出ている。2,3年前にジム・キャリー主演で特殊メークの実写版映画がちょっと話題になった。(警察の防犯ポスターに使われてたのも?)

昨年も「ハットしてキャット」という映画がぱっとしなかったけど、(先日ビデオを借りてみたら子供達はすごくおもしろがっていたなぁ)元は絵本があって『キャットインザハット ぼうしをかぶったへんなねこ』いとうひろみ訳/河出書房新社これもアメリカでは子どもの心をつかんだ大人気の1冊となっている。

ドクター・スースの本は韻をふんだんに取り入れてリズム感のある文章が特徴だ。といっても原文を読めない私がこんなえらそうなことを言ってはいかんのやけど、日本語訳で原文を読むことがないとこの醍醐味が味わえないということが、日本ではそんなに人気がない理由なのかなぁ。
それと…ラップ(残り物にかぶせるヤツではない)のリズム感とかってのも日本人はやっぱり本家にはかなわない。アメリカの子ども達の身体に染み付いたリズム感の元ってドクター・スースの韻をふんだんに取り入れた言葉のリズム感ではないかなと思ってしまっているんは…私だけ・・・?

| | Comments (4) | TrackBack (0)

February 27, 2005

『牛若丸』

♪京の五条の橋のうえ~  (また歌ってはじめますが)

小さい頃おばあちゃんがよー歌とうてはったなぁ。
五条大橋に御所人形をかたどった可愛い“弁慶と牛若丸”の像があるのは有名。

でも弁慶と牛若丸が逢ったのは松原橋だとか3度目で戦ったとか…いろんな説があるんだそうで、へ~ぇ。

NHKのドラマで注目の義経ゆかりの場所もあちこちありますが、こんな話も…

「義経」が素通り、竜王町ショック 大河ドラマ 元服の地は尾張に(京都新聞2/26版掲載より)

とーおい昔の事なんやもん、歴史的事実が正確に伝わってきたのかなんて誰も分からへんしなぁ。
ゆかりの地や伝説が多くの場所で同じような話として伝わっているんもまた、ロマンがあっていいんやないの!?

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

《京の絵本》シリーズ『牛若丸』 絵・箱崎 睦昌  文・牧村 則村 /「京の絵本」刊行委員会 

義経の本もいーっぱいあるけど、お薦めです。昨年、図書館で見つけて絵の美しさに惹かれました。

それもそのはず、京都在住の第一線で活躍する日本画家たちが描いている《京の絵本》シリーズは平安建都1200年記念事業で出版。場面 ごとに作品として鑑賞できる《美術絵本画集》としても十二分に楽しめます。

英文訳も付いていて海外の方に日本の物語や日本画の美しさを知っていただけるのではないかな。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

『幸せの絵本』

23日の皇太子さまの誕生日記者会見の内容を新聞やテレビで見聞きしましたが、

つい最近、ある詩に出合いました。ドロシー・ロー・ノルトという…

「あれっどこかで 最近読んだなぁ。」と思ってたら、この『幸せの絵本』ここをクリックして(「幸せの絵本」を宣伝する日記 Making of 『幸せの絵本』公開中!のページも見て!)の前書きにあった[子ども]という詩でした。

もう随分前から、近所の幼稚園の園長先生も園のPRにも引用してはるんやけど、それは[アメリカインディアンの子育ての知恵]として紹介されてます。

どっちにしても、子どもを育てている大人にとって、目からウロコが落ちる思いがするような深い感銘を受ける詩です。

『幸せの絵本』は絵本100冊を載せたガイドブックです。
編集者の金柿さん関連サイトについては、後に追々書きますので…


| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 25, 2005

『はじめまして』

♪はじめましてのごあいさつ~
絵本『はじめまして』(新沢としひこ/作 ・大和田美鈴/絵 ) 鈴木出版より

ご存知のかたは、ごいっしょに~ ハイッ!♪ ってな具合に歌の楽譜つき。

伊那のパパ's の「絵本ライヴ]でも使ってはったなぁ。(私のお気に入りサイト)
最初の“つかみ”はこれやな、やっぱり。

春、4月になったらまた、はじめましての季節にもぴったり!

   このはな ともうします。
   プロフィールをみてください。

   どうぞこれからよろしくね。♪

*~*~ ⌒゜*~*~ ⌒゜*~*~ ⌒゜*~*

「はじめます」の時って悩みますねぇ。

皆さん、ブログの書きはじめってどうしたはるんやろ?

   


| | Comments (0) | TrackBack (0)