法然院サンガ
サンガって?
仏教の三宝(ブッダ=仏、ダンマ=法、サンガ=僧)として、もっとも敬うものとされています。昔、仏教系の学校に通っていた私も三帰依文(三宝帰依)を唱えた聖歌を歌ってたこと思い出しました。
「ほんなら、お寺のお坊さんのことやんなぁ。」それはそうなんですが、サンガにはサンスクリット語で共同体、仲間といった意味があり、そのことを説いて、~おてらでなんかやってはる~っていうようなことをされているのが、法然院です。→法然院のHP
善気山遊びの寺子屋 ~おてらで なんか やったはる~
善気山 法然院 萬無教寺(ぜんきさん ほうねんいん ばんぶきょうじ)、これが法然院の正式な名称。
「法然院さんが、こんなことしてはんねんで」という、法然院サンガ(2006.7月のお知らせ)で京庫連の方々が“絵本の扉を開けてみましょう”と題して遊びの寺子屋に参加されてましたので、下の子と一緒に行ってきました。
テレビもクーラーもない自然の空気が、ここ書院の中にいっぱいあります。子供たちが集ってワイワイと本を読んだり、折り紙をしたりしていますが、耳を澄まして、縁側へ出ては鳥の声を聴いたり、虫の気配を感じたり、木漏れ日に目を細めて空を見たり、お寺の壁にちらちら映る陽の光を眺めたりしています。何にもないけど、ほんとうはいろんなものがあることに小さな子供たちのほうが大人より気がついているのかもしれません。

“絵本の扉を開けてみましょう”ということなので、文庫のおばちゃんが子どもたちに興味のありそうな本を手渡したり、読んだりしてくれています。私が姉のようにお慕いしております、文庫の先輩Sさんがいらっしゃったので、親子とも甘えて読んでもらいました。
『こんとあき』林明子 さく / 福音館書店
を読んでもらうと、こんが人形とは思えないような仕草や表情をしているところがイキイキと伝わってきました。電車のドアにしっぽがはさまってしまったときの顔はなんとも情けないような、たまらなく可愛い表情してるんですね。こん、カワイイ!しっぽがへこんでしまっているのも、ドアに挟まった跡がくっきりついていることにも初めて絵をしっかり見て感じました。こんはぬいぐるみなんだよね、と。いつも読んでいる方だけど、子どもと一緒にになって読んでもらうと、また格別の楽しさがあることを実感したひと時でした。
Sさん、ほんとにありがとうございました! また作家さんの裏話いろいろも聞かせてくださいね。ナイショも多くてほんと楽しいです。ここで書いてしまいたいけど、ナイショナイショ、ムフフ。
そうそう最近、山猫編集長さんのところで紹介されていた、『ちいちゃんのかげおくり』あまん きみこ 作 上野紀子 絵 / あかね書房 があり、絵本として久しぶりに手にとってみたら、後ろにあまんさんのお写真がありました。時代を感じるスタイルではありますが、やっぱりとっても美人ですね。
森で○○○に あってきたよ~♪
○○○の中 ゴ リ ラ も正解 !
見つけました、ゴリラの本。1996年11月号キンダーブック しぜん 『ゴリラ』 山極寿一
だってここは、京大の近く(法然院は哲学の道沿いにあります)です。この本の写真を見ながら、マウンテンゴリラと西ローランドゴリラと東ローランドゴリラといずれが男前か?という話を Sさん としたんです。で、伏原のじ子さん(山極さんとご夫婦です)は東ローランドゴリラが一番!なんだそうですが・・・やっぱり好みはそれぞれかなって。
実際には、ここの境内の森に野鳥、ムササビ、イノシシ、キツネ、タヌキ、リス、テンなどが暮らしており、共生き堂[ともいきどう]を拠点に、法然院森のセンターとして野外観察や環境学習などの活動も行われています。
Sさんから、ムササビのお家の古い大木を教えてもらいました。イノシシのお風呂?なんてのもあるらしい。
こちらの講堂の中で工作教室が行われていました。
この日は“目玉”をくっつけて顔の工作。素材はくっつけられるものならなんでもOK。小学生が熱心に取り組んでました。宿題のためでなくほんとに楽しんでやっているようでした。
法話も行われていました。お話は、貫主でいらっしゃいます 梶田真章 住職。
ラジオなどでもお馴染みだし、テレビにご出演されることも多いのでお顔は存じておりましたが、この日は写される方ではなく、寺子屋の様子をホームビデオで撮っておられたので、写すほうになっておられました。
俗世との結界のような山門です。「まるで千と千尋の世界のようやった」と行きに車で送ってくれたシュジンが言ってましたが、ほんとにそう。街中からすぐそこなのに別世界に入っていけます。「お父さんも来ればよかったね。」と帰って話していた息子に、今度は一緒に行こうと約束していました。
というのも・・・
冷た~い!おいし~い!あったか~い!
帰りはバスにに乗って帰りました。本当はこの辺りは観光名所で、見所もいっぱいあるところなのですが、そこは子どもには退屈か…いやいや子どもにお楽しみも、ええとこあるんです。
白川通りに出て、今出川通りまで上がり(北へ行く)、角っこにある銀閣寺アイスは初めて行った息子も上機嫌になるほどうれしいお店です。大人にとっては、懐かしい雰囲気がするでしょうね。
アイスキャンデー60円~。 小ぶりであっさりした味です。お店の前に置かれた床机にちっちゃい子たちがずらっと座っていました。みんな賢く、おいしそうに食べています。子連れにうれしいのは、食べた後の心遣い。お店のおっちゃんやおばちゃんが、「手ぇ洗いや」と言ってカウンターから洗面器に水を入れて出してくれるんです。楽しそうにちっちゃい手を伸ばして手を洗っています。食べるのに時間がかかるほど溶けてしまい、垂れてきて手はベタベタ~。小さい子は上手に食べられないけれど、この心遣いはうれしいですね。ひとりひとりに優しく声をかけてくれるところがまたいいです。つめた~いアイスを食べて、心はなんだかあったか~くなりました。私はアイスではなくパインジュースの(小)30円で、ちょっと喉を潤すのにはこれがいい感じです。
法然院からだと哲学の道を歩いて北に向かい、道なりに白川通りにここに出てくるのが観光コースでしょう。今回はちょっと懐かしいところを確認しながら歩いたので、白川通りを上っていきました。
お父さんもここの話をすると懐かしがっていましたんで、息子と今度は一緒にいく約束をしてました。
地元にいて観光地・寺社仏閣に実際触れて見る機会ってあるようでないです。いろんなところで、こんなことやってはるんやねって出掛けてみないといけませんね。これも人と人とのつながりが、あるんですよね。きっかけは絵本から、本との出会いはいろんなものと自分をつなぐのかも。
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