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August 26, 2006

応援してます!おやじさんたち。

PTA役員をしていなかったら・・・ ブログなんてしていなかったら・・・ 不思議なご縁やつながりはなかったかもしれないし、この本を手に取ることもなかったかもしれない・・・

Papakensengen_1 パパ権』宣言!お父さんだって子育てしたい /大月書店 川端裕人+岸裕司+汐見稔幸 2006.7.14

「お父さんだって子育てしたい」「お父さんだって読み聞かせしたい」なんて言われると、「へえ、そんなら、お好きなだけどうぞ、やってみたら。」なんて意地悪を言ってしまいたくなるのですが。それは置いといて…と。

この本にめぐり合ったいきさつは、巡り巡って、いろいろとありました。

『迷走する両立支援』という本を出している太郎次郎社という出版社のHPを見ていたら、岸裕司さんの本が目に留まり、岸裕司さんで京都市図書館の蔵書を検索してみたら、この本もありました。他にも数冊予約して借りられましたが、これだけ予約数があと1件とそれから返却待ちだったんで、もうこの夏には読めないなと諦めていたところなんです。

ところが今、不思議なことに、この手にのっています。ほんと、最近出た本なんですよね。おやじの応援団なんて自負して、ちょこまかやっている身に、これを読んでもっと勉強しなさい、ということでしょうか。

パラパラとめくって見てみる。本を閉じたり開いたりして目に留まった文や言葉を拾う、それで気になった章から読んでいく、そのうち前後のつじつまが合わなくなるので、初めっから読み直す。小説や童話、文学といった類の本ではそうはいきませんが、この本のように実用書の類は、たいていそんな読み方をする癖があるんです。

気になる文章、キーワードに出会ってしまいました。(以下、字下げ部分は本書引用です)

私は2005年9月3日に開催された、「第3回全国おやじサミットin京都」に参加した。・・・(略)・・・

あらまあ、昨年このブログでもご紹介した「第3回全国オヤジサミットin京都」の文字が目に飛び込んできました。

私は「こんなに子どものことを思うオヤジたちが全国にいるのだ!」と、その熱心さと爽やかさに正直感動した。・・・(略)・・・

そして、サミット後に国際ホテルで行なわれた交流会のことについて書かれています。

・・・・・・私がもっとも感動したのはお開き直前に「オヤジ」全員が総立ちで肩を組みながら円陣になり、「サライ」の歌を大合唱したときである。「オヤジたち」の顔、顔、顔はみんな涙ぐんでいた。もちろん感激してである。・・・(略)・・・

このときの様子、詳しくは知りませんでしたが、参加した同級生の興奮と感動ぶりが思い出されます。この同級生、サミットの実行委員でもあるんです。今年、PTA会長、返り咲き。私が本部役員してた時に、彼は会長お初で、我が校に“おやじの会”を立ち上げてくれ(?)ました。そんなこんなで、陰ながら応援団として、このブログでは2005年3月には、おやじの会のこと書いてたんですよ。

しかし、多分、多分だが、集まった「オヤジ」たちとはちょっと違う感動を、私は感じていたのである。 それは「オヤジ」たちの円陣のなかには、相当数の女性や私の知人のこどものいない初老の男性から、女子大生などもいたからである。 だから私は考えた。 「オヤジ」とは子をもつお父さんだけのことではなく、独身者も子のいない方も含めて使う、新しい概念の方々を表す言葉なのではないか、と。 そして「オヤジ」に加われるのは、「自分に子どもがいてもいなくても、身近にいる子どもや若い親たちにひたすらに素直に寄り添い、子育て子育ちを応援しつつ、自分育てもしながら、よりよい生き方を追求し、自分の暮らす地域コミュニテイをよりよく変えていこうとする方々」と、確信したのである。

「おやじの会って、なんかおもしろそうやな」と当初っから思ってたクセに、他の役員さんとの関係もあるしと、あからさまな応援もできず、もしかしたら女のクセにという目で見られるのかもという過剰意識が働いてしまってました。「あんたにヒゲが生えてきたら、寄せてもらえるやろ、いけるんちゃうか」とシュジンにはからかわれるし・・・。でも上の文章を読んでたら、「なんや、今やってることでいいんやね。プチオヤジなんやわ、ワタシ。」という妙な自信が持てました(笑)

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さて、もうすぐ『第4回全国おやじサミットinとっとり』が開催されます。左上の応援してます!リンクにも貼っています。昨年のような感動がまた味わえそうな、熱いおやじさん達が準備に精を出されているようです。実は、参加のお誘いをいただきましたが、都合が悪くて、すみません。このように気持ちはいっぱい応援させていただきます。

ご興味ある方ぜひ、リンクたどっていってみてください。

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「お父さんだって子育てしたい」「お父さんだって読み聞かせしたい」というのは、お父さんの本音だと素直に受け取ります。私だって子どもがもっと小さい頃には結構、孤育てをふうふうやってきたものですから、愚痴ばっかり言ってて、今から思うと、恥ずかしいやら悔しいやらなんです。だからちょっと意地悪な気持ちがふっと湧いてくることがあるのですが、「子育てしたい」というお父さんに、やってもらえるところはやってもらう方がずっといいやん、って思えるようになりました。ほんとは「子育てに協力的なお父さん」なんて言い方もおかしいくらい、誰の子なん?って堂々と子育てしてもらう方が自然なんですよね。「うちはあんまり(学校)とか行きたがらはらへんしなぁ」とか、「子どものことは私が全部任されてるし」と言って、子どものことや学校のことを夫婦で話さないほうが、意地悪なのかもしれません。

しかし、上のように言うお母さんはおそらく、「仕事で忙しいし、疲れているから」といった、ごシュジンに対する愛情からそう言っていると思うほうが、正解かもしれません。

少子化問題などにつながる話かと思いますが、子育ての負担に対する不満や不安などは女性の問題として扱われてしまいます。しかし、男女共に仕事の仕方、働くということに自分自身の望ましい生き方ができているかどうか、みんながちゃんと見据えてみるところにきているのではないでしょうか。実際の矛盾しているところなどよくよく考えて、社会全体を変えていくことができるくらいになればいいのになと思うのです。ところが、難しいことは苦手で上手く言えませんので、自分の近くから動かしていければいいかなと。

お父ちゃん頑張ってくれてありがとう、これからもお願いなぁ、がんばって!」

とおだてて、子育てもPTAも地域のこともやってみたいお父ちゃんたちを応援することが、自分も楽に子育てするコツかな。

・・・と、もっと早く気がつけばよかったなぁ。

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Comments

ご無沙汰しています、コメントありがとうございます。
おやじの会の事で 。
>「あんたにヒゲが生えてきたら、寄せてもらえるやろ、
>いけるんちゃうか」
親、 児、(親父じゃない)なんで、お母さんも沢山参加してもらってますよ、
父兄が学校に来やすい雰囲気が作ることできればとおもってます。親父じゃなきゃって、事無いと個人的にわ、考えてます。

お知らせです。
9月に親と子供で作るハザードマップ作りの講習を
東京都から講師が来ていただいて、開催する予定です。
その件も又UPします。お時間のある時に立ち寄ってください。

Posted by: 学校へ行こう! | August 28, 2006 10:25 PM

学校へ行こう!さんへ
 おやじの会という呼称で、あれこれ思わなくても、子どもや
 地域への思いは同じなんですものね。どっちでもいいです。
 おやじもおばちゃんも、お互い支え合っていきましょう。
 そんな姿を子どもたちが見てくれて、大人っていいもん
 だなあ と思ってくれればうれしいです。
 
 学校に父兄が来やすい雰囲気作り、頑張りましょう!
 ハザードマップ作り興味あります。また見に寄せて
 いただきます。

Posted by: このはな | August 29, 2006 12:43 AM

は~い、このはなみ録さん、ユーくんの岸裕司で~す。
ぼくの本をご紹介いただきありがとさ~ん!
で、新刊を京都の学芸出版社から出しました。
『学校開放でまち育て』です。
ぜひ読んでね!
では、アディオス! アミーゴ!

Posted by: ユーくん | May 10, 2011 01:27 PM

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