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August 03, 2006

夏のお祭り!

ねぶた祭 毎年8月2日~6日、私も一度行って見てみたいお祭りのひとつでもありますが、昨年(2005.7)このお祭りの絵本が出ています。

『えほんねぶた』 あべ弘士 作・絵
                       ブックデザイン 沢田としき / 講談社

あべさんといえば、哲学をゴリラに、絵をゾウに師事、という北海道の旭山動物園で長年飼育係をされていた経歴をお持ちの絵本作家さんです。旭川のご出身と各所プロフィールを拝見してましたが、実はあべさんのおじいさんが、青森県黒石市のご出身なのです。ある日、おじいさんのふるさとを訪ねたあべさんは急に「ねぶた」の絵を描きたくなった…

実際描かれたあべさんの“えほんねぶた”青森ねぶた祭に登場し、運行に参加しました。

ブックデザインは『アフリカの音』/講談社  の沢田としきさん。昨年の『アフリカ絵本と児童書展』でご講演された時、ちらとこの本のことも聞いてしまったのですが。「ぼくも青森なんで…」とおっしゃってました。

ふるさとや先祖のルーツがあるなど、自分と関わりのある土地のお祭りには、観光で見ているお祭りと違う、その人にとっての深い思いがあるのではないでしょうか。

あべさんの絵と製作風景の写真で構成されている絵本です。実はこの絵本に京都の知り合いが・・・ビックリ!ノンフィクションとは、あれまあ完成1週間前のスケジュール表(?)には“のみ会”の文字がちらちらとありますよ(笑)。

3年前に堺町画廊に、この“えほんねぶた”の原画の展示を見に行きました。大きかったですよー。先の知り合いは「あのへんのちょっとここらへん、描いた」と言ってました。

イエローカードかもしれませんが、表裏の表紙を広げて見ていただきますと。

Ehonnebuta このように迫力のあるねぶたの姿です。

実は、この扇形のねぶたは弘前の“ねぷた”のほうの灯ろうの形。あべさんは弘前市内のお寺(金剛山最勝院)を借りてこのねぶたを製作、そして青森で組み立てて“ねぶた”に参加しました。えのぐを塗る前に絵の輪郭をパラフィン(=ろう)で描く作業では、さすがお寺にはたくさんのろうそくがあるので、それをもらって電気てんぷら鍋で溶かして使うという、ありがたい製作環境であったようです。

出来上がった絵は、イキイキとした動物達が鮮やかな色で浮かび上がり、中に電球の光が入るといっそうその光が命の輝きを放っていたようです。お祭りの様子も見開き2ページでドドーンと見られます。大勢の人がイキイキと、生きていることを楽しんでいるようです。いいなあ、ほんとに楽しそう。あべさんも○○さんもおおはしゃぎで、うらやましいですよー。

青森では“ねぶた”弘前では“ねぷた”どちらも語源は「ねむり流し」という農作業の無事などを願う習慣からきているそうだけれど、「ねむたい」が訛っているものなのです。「ねぶた」は京都弁でも言います。「もうこんな時間やわぁ、あ~ねぶたぁ

☆ 青森ねぶた 8月2日~7日 HPはこちら

☆ 弘前ねぷた 8月1日~7日 HPはこちら

皆さんのふるさとのお祭り、思い出のお祭りってどこでしょう?さて、夏の祭りが終わると暦の上では秋です。残暑は厳しいようですが。

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このはなみ★録 夏のお祭りの絵本の紹介過去記事は・・・
絵本『祇園祭』 2005.7.16
絵本『なんででんねん 天満はん 天神祭』 2005.7.25

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♪ 泣かない、約束をしたばかりなのにもう涙 ~ 私は、夏のお祭りというとこの歌を思い出すんですよ。ご存知でしょうか?

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