ここのところ更新もせず、年末の慌しさを忘れて本や情報を読みあさっておりました。ゴリラの本。
そしたら、京都新聞の“にちよう文化”の欄に「ゴリラ ゴリラ ゴリラ」と題して女性の写真と記事が、それもジェフ・ベックモデルのエレキギターを抱えて演奏する細見の女性が写ってたのでビックリしました。作曲も手がけるソロギタリスト安達久美さんが、東京・上野動物園のゴリラをモデルにイメージした曲を書いたそうなんです。一度聞いてみたいなぁ。
「三十分以上観察していると、『見んといてくれ』とばかりに恥ずかしげに身体を隠そうとするんです。これは曲のサビに使えると直感した」(記事中のご本人のコメント)
来年春以降にCDデビュー予定とか。
『ゴリラとあかいぼうし』/福音館書店の記事を書いてから、山極寿一さんの本を中心に借りてきてまして…

『森の巨人』写真と文 山極寿一/歩 書房
『ゴリラ 雑学ノート』山極寿一・著 阿部知暁・画/ダイヤモンド社


『おはよう ちびっこゴリラ』山極寿一・ぶん 伏原納知子・え/新日本出版社
そしたら、塾の図書室にあったと見つけて娘が借りてきてくれたのが、

『ゴリラを訪ねて三千里』 阿部知暁 理論社
でした。
『森の巨人』はゴリラの生活が写真とともに語られています。きっとそばに近寄ると恐いと感じるかもしれないゴリラですが、穏やかで家族仲良くノンビリとした生活をみていると、ゴリラの性格を誤解してきていたんではと気づきます。平穏なゴリラの生活を脅かすのはジャングルの敵だけではなく人間であるということ。それも決して人間の生活を脅かすことのないゴリラに対して、食肉を求めたり、こともあろうかペットとして赤ちゃんゴリラを捕らえるために群れを襲うのです。本の最初の写真には仲睦まじい親子ゴリラや可愛いしぐさをする子どもゴリラ(大人の真似をしてペコペコ胸を叩いている姿はとっても可愛いです!)が写っていますが、終わりの方の、口から血を流して倒れている大きなゴリラの姿は悲しすぎます。
『ゴリラ 雑学ノート』には「森の巨人」の知られざる素顔が書いてあります。
なかでも[ゴリラはキングコングではない]とうことが書かれた章には…キングコングの映画によってモデルとみなされたゴリラは誤ったイメージを作り上げられてしまたのである。現地の人々の食料としての狩りだけでなく、邪悪なものとの対決というような“ゴリラ狩り”へと駆り立てられていったのだ。ということが書かれています。
まったくゴリラがかわいそうでならない話です。阿部さんの挿絵は日本(世界も)各地の動物園のゴリラの姿も描かれています。ひとりひとり違うんですね。その特徴はそれぞれとても可愛いです。京都市動物園にいたマックの絵もありました。懐かしい!
『おはよう ちびっこゴリラ』は山極寿一さん、伏原納知子さんのコンビ。???『ジンガくんいちばへいく』の記事にも伏原さんがコンゴに住んでいたこと、ゴリラとあかいぼうしのCDが京都で聞けたこと、デヴィッドビシームワさんが京都に来てあるところで絵を描いていたこと、そしてこの本を見つけて、なぜか?なぜ?の色が濃くなって来ました。この頃、堺町画廊で『ゴリラのりらちゃん』神沢利子・作 あべ弘士・絵/ポプラ社 の原画展が開催されているというのでここで伏原さんにお会いできれば、何か分かるかもと思っていたのに行けなくてちょっとショックだったんです。そしたら、伏原さんのラジオ出演のテープを京庫連のGOさんに聞かせて頂いて「!」。謎が解けました、山極さんと伏原さんはご夫婦でした。2年ほどひっかかってたんですよー、このことが。あースッとした。誰かに聞けばよかったのにね。
これはとても可愛い絵本です。ゴリラの子どもはだるまさんみたいにころんころんしている姿がとっても可愛い。大人のゴリラは子供たちを大切に育てているんです。守られている中で安心してのびのびと遊ぶ姿も可愛いです。電車ごっこのようなこともするんですね。
この本と『森の巨人』のゴリラはマウンテンゴリラ。ご夫婦で霧深い森での写真撮影とスケッチをされて書かれたものだと思います。
あとのゴリラの種類は『ゴリラとあかいぼうし』の東ローランドゴリラ。日本の動物園でみられるのは西ローランドゴリラだけです。その中でもマウンテンゴリラは乱獲と棲み処と食料のある森の環境破壊などで絶滅の危機に瀕しています。ポポフやMGP(マウンテンゴリラプロジェクト)などいろんな環境保護プロジェクトも設立されています。
『ゴリラを訪ねて三千里』も返却までに頑張って読むぞー!日本中の動物園の旅ですね。そういえば上野動物園に「ゴリラの森」っていうのがあるんですね。行って見たーい。
さて、お正月は映画『キングコング』を見るか、シガニー・ウィーバー主演『愛は霧のかなたに』のDVDを借りて見るか。
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