『おふろやさん』 西村繁男 作 福音館書店 (1977.11こどものとものとも260号)
1983年 こどものとも傑作集として刊行
テキストのないこの絵本、幼稚園に勤めていた時にも(ちょうど発刊した時だったんですねぇ)子ども達の間で大人気の1冊でした。何人か集まって本を広げて、あるページを見ると笑い出すんです。
はだかんぼの男の子の可愛いのが見えてるから(*^_^*)この頃の子ども達って、こういうことにも興味深々なんですね。
この絵本の時代は遡って、昭和40年代くらいでしょうか。下町の銭湯の雰囲気がよき時代を語っています。だから、1980年代の子ども達はこの雰囲気をどのように感じていたのでしょうかわかりません。銭湯に行ったことのない子も多かったのではないでしょうか?
私の子どもの頃は家に風呂はありましたが、時々銭湯にも出かけてましたし、「おふろやさん」の思い出は、たくさんあります。京都には結構銭湯があるんですね。でも、年々減ってきているのだそうです。30年前子どもの足で歩いて行ける地域のおふろやさんが6~7件あったのに今、同じ地域で3件ですから。
最近スーパー銭湯が京都にもたくさん出来て、駐車場完備、多様なサービス、レジャー感覚でお風呂を利用するといった感じですが、お風呂大好きの我が家も、あちこちよく利用します。特にシュジンと息子はセントウおやじ・おうじという呼び名が…)
ところで、昔からの銭湯は、生活の一部として地域の人たちが利用し、コミュニティの場として大きな役割を担っていたのではないでしょうか。そういった点では、共同浴場のマナーを親以外のまわりの大人たちからも知らず知らずのうちに教わっていたように思います。
この絵本の中でも、おふろやさんで友だちに出会って、楽しく入っているうちはよかったのですが、ついふざけて、度を越えて、湯船につかっているよそのおじいちゃんに、お湯がかかってしまいます。「こらぁ!」と叱られたのでしょう。(字がありませんが、たぶん) シュンとして、すぐあやまる子ども達、分かればよしよしといった大人たち。
小さい子連れで銭湯に行けば、知らない人が、初めてのところでも「見てたげるし、奥さんも体拭いときや」とか、もうちょっと慣れたら、「子ども洗うたげるし、自分洗いよし(=洗っておいで)」「ゆっくりつかっておいない(つかっておいで)」なんて、助けてくださったりするものです。番台のおばちゃんが、「お父さん、上らはったえぇ」と声かけてくださるし、子ども連れて先に帰ってもらって、マッサージ機に座るっということも・・・。私は結構、これで子育てストレス解消してました。
現代のスーパー銭湯では、男湯にも子どもを寝かせて着替えさせられるベビーベッドが置いてあるところが増えています。先日、まだ首の座らない赤ちゃんを、器用に一人でお風呂に入れていた若いお父さんがいた、とシュジンが感心してました。
マナーを守れば、老若男女、心も体も癒されほっとできる楽しい場所であることは、言うまでもありません。
この「共同浴場の入浴のマナー」どうですか?皆さんどのように、(スーパー)銭湯・温泉に入っておられますか?これは気をつけてほしいなぁということ、ありますよね。特に子連れの時、気をつけたいことって、周りの人達から見て何かありませんか?
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今日は○○の日、ということをよく話題にすることも多いのではないでしょうか?
毎月26日は『風呂の日』なんだそうです。10月10日が『銭湯の日』。なぜ?って、ちょっと頭をひねってみてください。
そして、今日は『第13回おふろ祭り』というのが、京都府内の銭湯で開かれます。京都府公衆浴場生活衛生同業組合が主催。加盟している230軒の銭湯全店が参加する予定です。
-来店したお客さん120人に入浴効果を紹介したポケットティッシュと石鹸が配られ、先着20人で子どもにはジュースをプレゼント。大人が同伴した小学生以下の子ども3人まで入浴料を無料にする。-
という特典があります。
アイの日だと、行きにくいというのはあるんですが・・・。
ちなみに京都府では[公衆浴場法施行条例]で
7歳以上の男女を混浴させないこと。
と定められているんです。昔は結構、小学校低学年の子ども一緒に入ってましたよね。うちの小学生息子、混浴はダメ。ひとりで・・・、いやしかし先日も、私と二人で行った慣れたスーパー銭湯へはおやじ、なしでひとりで入って行くほど、お風呂好きな銭湯王子です。
ほんとにハードな日々なので、大きなお風呂にゆっくりつかって、癒された~い。いったい何してるの?って・・・
『京都極楽銭湯案内 』 林 宏樹 /淡交社
『入浴の女王』 杉浦 日向子 /講談社
『入浴の解体新書』 松平 誠 /小学館
『風呂とエクスタシー』 吉田 集而 /平凡社
などなど、今読んでます。
※絵本に描かれている時代を書き変えました。昭和50年代としていましたが、月刊誌のこどものとも で発刊された時が昭和52年でもある上、乳母車(ベビーカーとは言わなかった)の形といい自動販売機といいもっと以前のように思います。入浴料金(洗髪料などもあります)から推理していくと、おおよそ正しい年代が分かるかもしれませんが今、手許にないのと、調べないといけないかもしれないので、とてもおおざっぱであいまいです。すみません。
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